mineoの最安プランは音声通話付き(1GB)で1,298円です。プランの豊富さと、余ったデータ通信量をみんなでわけあう「パケットシェア」などの独自機能が魅力的な格安SIMですよね。
一方、楽天モバイルは3GBまでは月額1,078円、一番高くても3,278円でネットも通話も使い放題とコスパ最強のSIMです。
どちらも知名度が高くて名前を聞く機会も多いですが、mineoと楽天モバイルならどちらを選ぶのがお得なのでしょうか?
今回はそれぞれの月額料金や端末、サービス内容といった以下の項目で徹底比較してみました。
- 月額料金
- エリア
- 利用できる端末
- eSIMへの対応
- 通信速度
mineoと楽天モバイルのどちらにするか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
結論:乗り換えるならmineoと楽天モバイルどっちがおすすめ?
まずは、ずばり結論から言いたいと思います。
結論
- 回線の種類・サポート面にメリットがあるmineo
- データ通信をたくさん使いたい人・料金を抑えたい人は楽天モバイル
まま子さん、そうですよね。結論を見ただけで「なるほど!それじゃあこっち!」と決断がつく方は少ないのではないかと思います。
では、ここからはmineoと楽天モバイル、それぞれの特徴を確認してみましょう。
①月額料金:基本的に楽天モバイルがお得、あまりネットを使わないならmineoも要検討
mineoと楽天モバイルの大きな違いの1つが月額料金です。
基本的には3GBまでは月額1,078円の楽天モバイルのほうが割安ですが、5GBや10GBを使うのであればmineoが安くなります。
両社の主要プランの内容をまとめると以下の通りです。
楽天モバイル | mineo(音声SIM) | |
プラン名 | Rakuten最強プラン | マイピタ |
データ通信量 | 無制限 | 1~20GB |
月額料金 | 1,078円~3,278円 | 1,298円~2,178円 |
容量毎に比較をしてもう少し詳しく見てみましょう。
mineoと楽天モバイルの月額料金を比較 | ||
mineo | 楽天モバイル | |
1GB | 1,298円 | 1,078円 |
3GB | × | |
5GB | 1,518円 | 2,178円 |
10GB | 1,958円 | |
20GB | 2,178円 | |
使い放題 | × | 3,278円 |
楽天モバイルはプランが1種類のみ、使った分だけ料金を支払う仕組みで、mineoは固定の容量を契約するシステムであることにご注意ください。
料金設定は見ての通り、3GBまでは確実に楽天モバイルが割安となっています。
ただ、楽天モバイルは3GBを超えると20GBまでは料金が変わらないので5GBや10GBまでの利用であればmineoの方が安く、20GBまでであればどちらも金額が同じです。
20GBを超えたら楽天モバイルは使い放題なので、大容量のデータ通信を使う場合は楽天モバイルがおすすめです。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
②エリア:三大キャリアの回線を使えるmineoが圧倒的に有利
楽天モバイルと比べた際にmineoの方が優れている点の1つが提供エリアの範囲です。
mineoは契約時にau・ドコモ・ソフトバンクの中から好きな回線を1つ選ぶことができるので、これらの回線から乗り換えるのであれば、電波が繋がりづらくなってしまう、なんてことは起こりません。
楽天モバイルの提供エリアもどんどん拡大はしていて未提供のエリアではau回線に繋がるものの、どちらも繋がる電波が大手三社と比較すると少ないので、場所によってはやや通信が不安定になります。
③利用できる端末:iPhoneなどmineoは使える端末が豊富
三大キャリアに対応しているmineoは楽天モバイルに比べて対応している機種が必然的に多くなります。
iPhoneやAndroid端末もほとんどがmineoに対応しているので、今使っているスマホをそのままに乗り換えも問題ありません。
SIMロックがかかってる古い端末を利用する場合は同じ回線を選ぶ事でSIMロック解除をしなくてもよいので便利ですね。
とはいえ、楽天モバイルはiPhoneの販売を行っているので当然問題無く使えますし、Androidも主要なものであれば全く使えないような事はほとんどありません。
mineoも楽天モバイルも端末によっては一部機能が使えない等の可能性もあるので、心配な場合は各社公式サイトから動作確認端末をチェックしておきましょう。
④eSIMへの対応:両社とも対応
以前は楽天モバイルのみeSIMに対応していましたが、現在はmineoでも提供されています。
iPhoneやGoogle PixelなどeSIM対応機種であれば、1つのスマホで2つの回線を使うデュアルSIM運用も可能ですよ。
スマホの用途の幅が広がるので、ぜひeSIMの利用も試してみてくださいね。
⑤通信速度:高速通信は楽天モバイルが有利!mineoは最大1.5Mbpsで使い放題も可能
楽天モバイルは無制限でデータが使えるので速度制限がかかる事はありませんが、mineoは制限がかかると最大200kbpsと、かなり遅くなってしまいます。
そのため、通常の契約では楽天モバイルが有利と言えます。
ただし、mineoは月額385円、10GB以上のプランであれば無料で「パケット放題Plus」という機能が利用出来ます。
パケット放題Plusを契約していれば、速度制限がかかっても最大1.5Mbpsの速さで利用できるので、各種SNSや中画質程度の動画視聴程度であればスムーズに利用が可能です。
高速データ通信時は自社回線やau提供のパートナー回線が使える楽天モバイルが有利です。
mineoは各キャリアから回線を一部借りて運営している格安SIMなので、お昼などの混雑する時間帯だと速度面で楽天モバイルより劣ってしまう可能性が高いので注意しましょう。
【補足】mineoはマイネ王などの独自サービスや機能が魅力的
mineoの大きな特徴の一つといえば「マイネ王」と呼ばれるユーザーコミュニティでしょう。
後ほど詳しく説明しますが、「マイネ王」ではmineoを使っている人同士が質問をしたり、役立つ情報を発信しているため、何か困った時は「マイネ王」を使うと問題解決する場合がほとんどです。
また、データが足りなくなってしまった時に毎月1GBまでならタダでもらえるフリータンクや、余ったデータを分け合えるパケットシェアなども見逃せません。
これらは楽天モバイルはもちろん、他格安SIMにもないmineo独自の魅力です。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
mineoと楽天モバイルをデュアルSIMで併用はどう?
mineoでかけ放題を使っている方も中にはいるのではないでしょうか?
その場合、mineoと楽天モバイルをデュアルSIMで併用することで月額料金を下げる事が可能です。
【併用前】
- mineo1GB(かけ放題込み):月額2,508円
【併用後】
- mineo1GB+楽天モバイル:月額2,376円
mineoのかけ放題は1,210円かかりますが、楽天モバイルはデータ通信が3GB未満であれば1,078円なので、格安でかけ放題が利用できてしまいます。
金額差は132円ですが、少しでも安く利用したいのが格安SIMなので、これは嬉しいですよね。年間だと1,584円になるので、mineoの5GBプラン1ヶ月分に相当しますよ。
iPhoneはXS・XR以降の機種は全てデュアルSIMに対応してますし、Androidについても最近のモデルは多くが対応しています。
SIMには物理SIMとeSIMの2種類があり、物理SIMはスマホに挿入するお馴染みのタイプです。一方のeSIMはスマホに内蔵された本体一体型のSIMで、データをダウンロードして書き込む事で利用出来ます。
iPhoneをはじめ、AndroidについてもSIMカードとeSIMを一つずつ設定できるものが主流なので、デュアルSIM運用を行う場合はそれぞれのSIMを申し込んで利用するようにしましょう。
mineo と楽天モバイルを併用するデメリット
国内通話が無料になるRakuten Linkですが、こちらは電話回線ではなくデータ通信を利用して通話するを使用するため、利用をする場所や時間帯によっては通話品質が悪くなる可能性があります。
特に障害物の多い建物の中では、以下のように通話の品質が悪くなるので注意してください。
- 音が細かく途切れる
- ハウリングが発生する
- 相手に声が届かない
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
まとめ:楽天モバイルはコスパ抜群!mineoは安定性抜群!
以上、mineoと楽天モバイルの違いを徹底的にまとめました。
楽天モバイルは3GBで1,078円の低価格ですが、利用するデータ通信量が5~10GBならmineoが安くなります。
両方のいいところ取りをする、デュアルSIM運用もおすすめですよ。
今回の解説と自分に合ったSIMがどちらなのかが分かれば幸いです。
なお、当サイトでは主要格安SIM13社をニーズ毎に比較した記事もありますので、その他SIMの情報も見たい方はぜひ併せてご確認くださいね。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です