「とにかくスマホが欲しいのに、親がなかなかいいって言ってくれない」「周りの子はほとんどスマホなのに、自分だけまだガラケー」と悩んでいる小中高生のみなさん。また悩んでいるお友だちが身近にいるみなさん。
とってもいい記事にたどり着きましたね。
何度お願いしても、全然聞いてくれないと嫌気がさしてきますよね。いくら話しても、必要性を理解してくれなくて、「もうどうすればいいんだ」と叫びたくなる気持ちもよく分かります。
私も、中学生の時はスマホを手に入れるまで一苦労しました。お願いすれば、お願いするほど逆効果になっている気がして、どうしたら買ってもらえるのかとっても悩みました。
この記事では、そんな私の経験も生かし、お父さん・お母さんの説得方法から、スマホゲットのためにできることを1つ1つ丁寧に解説していきます。
1つ忠告しておくとこの記事は決して短い記事ではありません。
しかし、これさえ読めば、スマホゲットのために何をしなければならないのかが全て分かる構成になっています。スマホゲットのための攻略本だと思って、これからご紹介する内容をしっかりと読み、とりあえず試してみてください。
最後には念願のスマホにたどり着けていること間違いなしです。
スマホGETプロジェクトの心得4つ
まず初めにスマホGETプロジェクトの心得をみていきましょう。あなたが一番よく分かっているように、このプロジェクトは簡単なものではありません。
プロジェクトを成功に1日でも早く導くためには、以下のことをしっかり理解し、心に置いておくことが何よりも大切になります。
- お父さん・お母さんはあなたをいじめるために、ダメと言っているのではない
- 自分の欲求ばかりを通そうとするのはNG
- 感情的にならない
- 焦らない・急がない
お父さん・お母さんはあなたをいじめるために、ダメと言っているのではない
まず、あなたのお父さん・お母さんはあなたをいじめるために、「スマホはダメ」と言っているのではありません。
何度もお願いしているのに断られ続けると、単純な嫌がらせなんじゃないかと思えてきてしまう気持ちも分からなくはないですが、あなたがそんな気持ちでお父さん・お母さんにお願いしても上手くいくはずがありません。
スマホGETプロジェクトは、あなたとあなたのお父さん・お母さんがそれぞれ納得し、気持ちよく「それじゃあスマホが必要だね」と思えないと成功しません。
お父さん・お母さんを「意地でも説得させる」とメラメラになっても逆効果だということを覚えておきましょう。
自分の欲求ばかりを通そうとするのはNG
スマホGETプロジェクトで、自分の欲求ばかりを通そうとするのは厳禁です。
このプロジェクトの目的ははあくまで、スマホをGETすること。全て自分の思い通りにすることではありません。
お父さん・お母さんが買ってもいいという機種が、自分の本当に欲しい機種ではなかったり、毎月のプランが自分の希望とは異なっていても、それでもスマホが手に入るのであれば嬉しいですよね?
機種・プランが本来自分の希望するものでなかったとしても、「買ってもらえるだけまし」と考え、妥協できるところは妥協しなければなりません。
感情的にならない
お父さん・お母さんとスマホの話をする時、感情的にならないのは鉄則です。
確かに、今まで何度も何度も交渉してきて、何を言ってもダメと言われてきた方は、「どうして自分の言っていることがこんなにも分かってもらえないんだ」とついイラっときてしまう気持ちもよく分かります。
しかし、あなたが感情的になって自分の意見を言っても何一ついいことはありません。むしろ逆効果です。
例えば、あなたのお友だちが、あなたの持っている筆箱が欲しいと言ってきたとします。そんな時、怒りちらしながら「くれ!」と言ってきたらどうでしょう。「なんでこんなに怒っている人に、自分の筆箱をあげなきゃいけないんだ」と思いますよね。
一方、そのお友だちが、なぜあなたの筆箱が必要なのかを説明し、ていねいにお願いしてきてくれたら、筆箱をあげることを考える気にもなります。
スマホを買う・買わない、どちらにしても最終的に判断をするのはお父さん・お母さんです。そんなお父さん・お母さんにイライラをぶつけてもいい結果は生まれません。
焦らない・急がない
最後は、「焦らない・急がない」です。
今すぐにでもスマホが欲しい!という気持ちは十分、分かりますが、がむしゃらに急いでも良い結果につながりません。
お父さん・お母さんとの話し合いによっては、スマホを今すぐ買ってくれる訳ではない可能性も大いにあります。それが1年後だと他の方法を探した方が良いでしょうが、2週間後、1ヶ月後だったとしたらそこまでは、大人しく待つというのも大切です。
下手に、今すぐがいい!今日がいい!とお願いすると「そんなにうるさく言うと買わない」とスタートに戻ってしまうこともありますから、多少の我慢は必要と頭においておきましょう。
スマホを手に入れるまでの5ステップ
スマホGETプロジェクトの4つの心得が確認できたところで、実際のステップを確認していきましょう。
以下5つのステップがきちんとできれば、スマホGETプロジェクトは成功すること間違いなしです。
- なぜお父さん・お母さんがダメと言っているのか考える
- ダメと言っている内容を解消する
- 隠れダメ理由を探し出す
- 隠れダメ理由を徹底的に潰す
- スマホを持つ+αのメリットを考える
それでは、1つ1つのステップを順番に見ていきましょう。
ステップ①:なぜお父さん・お母さんがダメと言っているのか考える
ステップ①は「なぜお父さん・お母さんがダメと言っているのかを考える」です。
ここがきちんと分かっていないと、何も始まりません。まずはスマホを買うことをダメと言っている理由は何なのかをしっかりと知る必要があります。
代表的な理由は
- スマホにかかるお金が高い
- スマホ漬けになっていまうそうで不安
- LINEでのいじめが不安
- 学校の成績が落ちてしまいそうで不安
- 出会い系など犯罪に巻き込まれそうで不安
- 家でのコミュニケーションが減ってしまいそうで不安
- まだスマホを持つには早すぎる
といったところでしょうか。こうしてみると分かるように、お父さん・お母さんがスマホを持つことをダメという理由の多くは不安からきています。
ステップ②:ダメと言っている内容を解消する
次のステップでは、先ほど調べた「スマホがダメな理由」を解消する方法を考えます。
通常「ダメ」の理由は1つではありません。
先ほど挙げた全てに当てはまるお父さん・お母さんもたくさんいると思います。その1つ1つ全てに解消方法を考える必要があります。
では 、先ほど挙げた7つの「ダメ」理由の解消方法を確認してみましょう。
「スマホにかかるお金が高い」の解決法
まずは、お金の問題です。実は、お金の問題は難しそうで一番簡単に解決することができます。
「スマホは高い」と考えているお父さん・お母さんは、格安SIMと呼ばれる携帯会社の存在を知りません。当サイトでは、今大注目の格安SIMの情報をたくさん発信していますが、格安SIMだと毎月500円未満からスマホを持つことができるのです。
500円ならお小遣いからも出せてしまう金額ですよね。お父さん、お母さんに格安SIMのことを理解してもらうためには、まずあなたが理解するべきでしょう。
「最安の通話機能付き格安SIMはこちら!データSIMとの違いも解説」では料金の安い格安SIMについて1つ1つ丁寧に説明していますので、まずはこの記事で格安SIMの料金プランを勉強してみてください。
なお、格安SIM以外では楽天モバイルやpovo、LINEMOなどがオススメです。
LINEMOで一番安い990円プランは使えるデータ量が3GBと少ないものの、LINEはデータ量に含まれずカウントフリー(使い放題)になります。LINEが使いたいからスマホが欲しい!という方にはぴったりです。
LINEMOをお父さん・お母さんに説明したい時はLINEMOの料金やメリット・デメリットをまとめた記事がとっても役に立ちますよ。
スマホにかかるお金は毎月のプランの料金だけではありません。もちろん、スマホの本体代金もありますよね。
もしあなたが、最新のiPhoneが欲しい!とお父さん・お母さんにお願いしているのなら、「ダメ」と言われてしまうのもあたり前です。iPhoneは10万円近くする、とっても高級なスマホです。iPhoneが欲しいという気持ちも分かりますが、まずは1万円〜3万円で持てる格安スマホでお願いしてみましょう。
1万円〜3万円なら、お父さん・お母さんも買ってくれるかもしれませんし、もしダメでも半分お父さん・お母さんに出してもらって、残りはあなたの貯金から出す等の工夫ができますよね。
例えばIIJmioには、1万円代から買える格安SIMをセットで販売しています。詳しくはIIJmio確認してみてくださいね!
「スマホ漬けになっていまうそうで不安」の解決法
続いては、スマホ漬けになってしまうことへの不安です。
スマホを持たせることで、スマホばっかり1日中いじってしまうのではないかと不安に感じているお父さん・お母さんは多いです。
これに関してはあなたがいくら「スマホばっかりいじったりしない!」と言っても効果はありません。
ですから、ここは具体的に、あなたからスマホのルールを提示してみましょう。例えば、
- 食事中はスマホをいじらない
- お父さん・お母さんと話している時はスマホをいじらない
- 1日の利用時間を決める
- 夜9時以降はスマホをしまう
- スマホはリビングだけで、自分の部屋には持ち込まない
などなど、あなたの方からスマホの利用ルールを提案してみてください。
コツは「まずユルめのルールから提案すること」。先ほどの例だと、一番上の「食事中はスマホをいじらない」というルールの方が、一番最後の「自分の部屋には持ち込まない」よりユルいですから、そちらから提案していきます。
提案しながら、お父さん・お母さんの反応をうかがいます。お父さん・お母さんが「これくらいのルールがあれば、大丈夫かもしれない」という雰囲気を出すまで提案してみましょう。
ここで、大切なポイントが2つ。
あなたがルール提案中にもしお父さん・お母さん側からルールの提示があった場合は、とりあえず受け入れます。そのルールが自分の気に食わないものだったとしても、とりあえずは「分かった」と受け入れてください。ここで喧嘩してしまっては意味がありません。
2つ目は「このルールを守るから、スマホを買って」とは言わないこと。
あくまで「こんなルールでスマホを使うってのはどうかな」というスタンスで提案します。この時点での「買って」は禁句です。「こんなルールがあれば、お父さん・お母さんも安心だと思うんだよね」くらいに抑えておいてください。
「LINEでのいじめが不安」の解決法
続いては、LINEやSNSが原因でいじめにあってしまうことへの不安に関してです。
あなたがスマホを手に入れたら、もちろんLINEを使ってお友だちと連絡を取ることになるでしょう。LINEには既読の機能がありますから、それが原因でお友だちとトラブルになってしまうこと、あなたが嫌な思いをすることをお父さん・お母さんはとても心配しています。
正直なところ、これに関してはあなたとあなたのお友だちの関係性の話ですから、なんとも言えません。こうすればLINEやSNSでのトラブルは絶対に起きない!なんていう解決策はないのです。
もちろんあなたは「LINEの既読ごときで友だちは私に嫌なことはしてこない」と思っているでしょうが、その気持ちだけでお父さん・お母さんを安心させることは難しいです。
この問題に関して、あなたがお父さん・お母さんにできる唯一のことは
できること
LINEやSNSで友だちともめたり、嫌な思いをしたら必ずお父さん・お母さんに相談する。
と約束することだけです。
LINEを使っていようが使っていまいが、学校でのいじめはありますし、友だちともめることもあります。お父さん・お母さんが本当に怖いのは、自分の大切な子どもが、困ったり、辛い思いをしていたりすることを知らないことです。
自分の知らないスマホの中で、そんな事態が起きてしまうのが不安なのです。
ですから、「LINEやSNSで私に嫌なことをする友だちなんていないし、自分もLINEで嫌なことを言ったりしない。みんな仲がいいから大丈夫」と言うのではなく、「何かあったら、ちゃんと相談するね。困った時はお父さん・お母さんに言うって約束するよ」って言われた方が、お父さん・お母さんにとってはよっぽど安心です。
「学校の成績が落ちてしまいそうで不安」の解決法
続いては、学校の成績がスマホのせいで落ちてしまうことへの不安です。
スマホを持つと、スマホが気になって勉強に集中できなくなるというのはよくある話です。
お父さん・お母さんはあなたに一生懸命勉強してもらって、豊かな人生を歩んでもらいたいといつも願っていますから、スマホがそれを邪魔するのであれば、そんなものはない方が良いと思ってしまうのも当然です。
この問題に関しても事前にルールを決めるのが有効的です。例えば、
- 自分の部屋にはスマホは持ち込まない
- 学校のテストの順位が○位以下になったらスマホは次のテストまで没収
- スマホが使えるのは○時〜○時まで
などが挙げられますね。
この中で一番効果があるのは、真ん中の「学校のテストの順位が○位以下になったらスマホは次のテストまで没収」でしょう。あなたも、あなたのお父さん・お母さんもスマホのことでお互いに喧嘩したくないはずです。
しかし「自分の部屋にはスマホは持ち込まない」と「スマホが使えるのは○時〜○時まで」は、このルールが原因で日々喧嘩になってしまう可能性があります。その点「学校のテストの順位が○位以下になったらスマホは次のテストまで没収」は、言い換えると「スマホをどんな風に使ってもいい、結果さえ出せば」という実力主義なルールです。
この実力主義というのは大人には非常に効果的なのです。
「えーそんなの無理」と思った方、覚悟が足りません。
スマホがどうしても欲しいなら、それくらいの努力は必要です。それに一度没収されても再び頑張れば取り戻せるのです。スマホを全く持っていないよりましですよね。
また、スマホには辞書アプリや、英単語学習アプリがたくさん入れられます。どうしてもスマホを触っていたいなら、ゲームばかりではなく、そういったアプリも活用してみるといいでしょう。
「出会い系など犯罪に巻き込まれそうで不安」の解決法
お父さん・お母さんがスマホを「ダメ」という大きな理由の1つに犯罪に巻き込まれることへの不安があります。
残念ながら、インターネット上にはあなたを騙し悪いことをしようとしている大人がたくさんいます。そんな大人たちは、うまい言葉を使ってあなたに近寄り、あなたを都合の良いように使おうとするのです。
「自分がそんな犯罪に巻き込まれるはずがない」と思っていても実際は何が起こるかわかりませんし、心配しているお父さん・お母さんの説得には何の役にも立ちません。
もし、あなたのお父さん・お母さんが犯罪への不安を強く持っているなら、無料フィルタリングサービスや、子ども見守り機能が充実しているTONEモバイル 提案してみると良いでしょう。
使う側からしたら、フィルタリングや見守り機能なんてたまったもんじゃない!というのが正直なところでしょうが、これが原因でスマホが持てずにいるのならば仕方ないでしょう。それに、フィルタリングサービスも見守り機能も正しい使い方をしていれば、全く害はありません。
TONEモバイルのフィルタリングサービスに関しては「TONEモバイルなら多くの危険から子供を守れる!6つのメリットだけでなくデメリットも解説!」で詳しく説明していますので、お父さん・お母さんに読んでもらうのもありですね。
「家でのコミュニケーションが減ってしまいそうで不安」の解決法
スマホを持つことによってお家でのコミュニケーションが減ってしまうのではないかと心配しているお父さん・お母さんも多いです。
これは最初にご紹介した「スマホ漬けになりそうで不安」ととても似ていますね。そこで、先ほどと同じように、あなたの方からルールを提示することが役に立ちます。
- 食事中はスマホをいじらない
- お父さん・お母さんと話している時はスマホをいじらない
- 1日の利用時間を決める
- 夜9時以降はスマホをしまう
- スマホはリビングだけで、自分の部屋には持ち込まない
スマホを持つと、お家でもお友だちと連絡が取れるようになりとても楽しくなると思います。
でもあなたのお父さん・お母さんも、あなたのお友だちと同じようにあなたの話を聞きたいと思っているのです。「今日学校であったこと」「いまどんな勉強をしているのか」などなど、どんなに小さいことでもあなたとおしゃべりがしたいと思っています。
お父さん・お母さんが、あなたがスマホを持つことによってコミュニケーションが減ってしまうことをとても心配しているようであれば、ルールを提案した上で「スマホはこんな使い方をするのはどうかな。これなら今まで通り、お父さん・お母さんと夜ゆっくりテレビ見れたりするし」みたいな感じで話してみましょう。
先ほども触れましたが、ここでお父さん・お母さんから違うルールの提案(9時以降じゃなくて、8時はどう?など)があったら、とりあえず「わかった」と受け入れるのがポイントですよ!
もし本当にそのルールが嫌だったら、あとで言い方をきちんと考えた上で話せばいいだけなので、その場の勢いで「それは無理!」と反論しても良いことは起きません。
「まだスマホを持つには早すぎる」の解決法
「まだスマホを持つのには早すぎるからダメ」というのは最も典型的な「ダメ」の理由です。
ただこの理由はあまりにも、あいまい過ぎます。「スマホを持つのが早すぎる」というのは具体的に何を指しているのかを知る必要がありますね。
この記事で今まで挙げてきた7つの問題をまとめて「早すぎる」と表現している場合が多くあります。
その場合は、今までご紹介してきた方法で、1つ1つの問題を解決していきましょう。それ以外、例えば「必要性がわからない」などの場合は、それを解決する方法を見つけなければなりません。
特にややこしいのが「必要性がわからない」です。「スマホを持つ必要はない」と言われると、つい「みんな持っているから必要」と言いたくなりますよね。
ただ、スマホGETプロジェクトにおいて「みんな」という言葉は禁句です。
多くの大人は、子どもに「みんな」と言われると「みんなは関係ない」と思ってしまいます。実際にクラスでほとんどの子がスマホを持っていて、持っていないのは自分くらいという状況でも「みんな持っているから、自分も欲しい」は、最もしてはいけないお願いの方法です。
どうしても「みんな持っている」と言いたい時には、みんなが持っていて自分が持っていないがゆえに、困った時の状況を説明しましょう。
例えば「先週の土曜日、真里ちゃんと、梨花ちゃんと、愛菜ちゃんみんなでお買い物に行ったんだって。でも私には連絡が取れなくて、誘えなくてごめんねって言われちゃった」みたいな感じです。この文章の中には、「みんな」の「み」の字も入っていませんが、大人はこれだけで、真里ちゃんと梨花ちゃんと愛菜ちゃんはスマホを持っているんだなと分かります。
それに、自分の子どもがスマホを持っていないがゆえに、お友だちとお出かけができなかったのかと感じます。また、このように言われると、スマホ買って!と直接言っているわけではないのに、「スマホ必要かな」と思い始めたりするのが大人です。
買って!買って!と言われるより、持っていないくて困った時・不便だった時のことを伝える方が効果的だったりするんですね。
ステップ③:隠れダメ理由を探し出す
さて、ステップ②の「ダメと言っている内容を解決する」が分かったところで次のステップにうつりましょう。
次は「隠れダメ理由を探し出す」です。この隠れダメ理由とは、お父さん・お母さんが直接あなたに伝えているダメ理由ではなく、心の中で思っているダメ理由のことです。
隠れダメ理由は、すでにステップ①でご紹介した通常のダメ理由の中にあるかもしれません。その場合はステップ②を参考に、隠れダメ理由を解消すれば問題ないでしょう。難しいのは、それ以外のダメ理由、本当の隠れダメ理由です。例えば、
- 上の子にスマホを買ってしまったら、下の子にも買わないといけなくなる
- 上の子は高校生で買ったんだから、下の子も高校生で買えばいい
- スマホの契約・申し込みの手間がめんどくさい
- お母さんはいいと思っているけど、お父さんが納得していない
- 自分がガラケーだから、スマホの魅力がよくわからない
などが挙げられますね。これらは、あなたがお父さん・お母さんのことを本当によく観察していないと分かりません。
そしてこれらがスマホGETプロジェクトの最大の障害でもあるのです。
今までのお父さん・お母さんとの会話をよーく思い出して、隠れダメ理由を探してみてください。ステップ②の通常ダメ理由を解消したのに、まだ「いいよ」と言ってくれないのは隠れダメ理由せいです。お父さん・お母さんが発した言葉の中に必ずヒントが含まれていますから、もう一度よーく考えてみましょう。
最悪出てこない場合は、直接隠れダメ理由を聞いてみるという最終手段もあります。しかし「お父さん・お母さんがダメって言ってた理由は全部解消したのに、どうしてまだダメなの!?」と、どストレート聞いても難しいでしょう。
ここはさりげなく「お父さん・お母さんがスマホのことで納得できない理由が、他にもあるんだったら教えて欲しいかな。それを聞けば、そっか仕方ないかな、って思えるかもだし。」みたいに聞いてみるといいと思います。
ステップ④:隠れダメ理由を徹底的に潰す
思い当たる隠れダメ理由が見つかったら、ステップ④でその隠れダメ理由をとことん潰していきます。
先ほどの例の中にある「スマホの契約・申し込みの手間がめんどくさい」であれば、ネットで申し込みができる格安SIMはもってこいだといえるでしょう。LINEMOでももちろん、ネット申し込みが可能です。
それ以外の隠れダメ理由が見つかった人は、それをどうしたら潰すことができるか考えましょう。
ポイントは「みんな」と「買って」を使わないこと。
難しいかもしれませんが、お父さん・お母さんの気持ちになって(自分が誰かに買ってあげるとしたら、どういう方法で言われたら気分を悪くしないかを想像して)考えてみましょう。次のステップ⑤も隠れダメ理由を潰すのに役に立つかもしれませんので、そこも参考にしてみるといいかもしれませんね。
ステップ⑤:スマホを持つ+αのメリットを考える
さて、いよいよスマホGETプロジェクトも最後のステップになりました。
ステップ⑤は「スマホを持つ+αのメリットを考える」です。
これまではダメ理由をひたすら解消してきました。最後はダメ理由ではなく、イイ理由をお父さん・お母さんに伝える必要がありますね。スマホを持つメリットとしてよく挙げられるのは
- 連絡が取れるので安心
- 送り迎えが楽になる
- 居場所がわかる
- 家族で一気に連絡がとれる
- 学習系アプリがいれられる
です。最近は物騒な事件が多いですから、あなたとすぐに連絡が取れたり、あなたの居場所がすぐに分かるのはお父さん・お母さんにとっては大きなメリットです。
ただ、こればかりを推してしまうとキッズ携帯やガラケーになりかねませんので、LINEなどのグループトークでお父さん・お母さん両方といっぺんに連絡がとれるメリットも伝えましょう。
また、スマホには英単語やリスニングなどの学習アプリや辞書を入れることが可能です。例えば、英検を受ける予定の人は、英検専用のアプリを無料でダウンロードすることが可能です。このように勉強にもスマホが役立つことを伝えてみるのもいいかもしれませんね。
しかし、伝える時には「スマホがあればこんな勉強もできる!」という言い方より「この英単語アプリが使いたいから、お母さん(お父さん)のスマホに入れてもいいかな?」という風にはじめてみるのが効果的です。こうすることでお父さん・お母さんは「スマホって勉強にも役立つのか」と自然と感じ、それならあってもいいかなと思うようになります。
まとめ:この記事通りにお父さん・お母さんと交渉を進めればスマホが手に入る日も近い!
いかかでしたか。今回はスマホが欲しい!でも親がダメって言う!をテーマにスマホGETまでの道のりを紹介しました。
スマホGETプロジェクトは簡単なものではありません。でもここまで長い記事を読み切ったあなたの熱意は本物だと思います。
あとは、この記事通りに1ステップずつ、焦らず丁寧に乗り越えていくだけです。私はそんなあなたの挑戦をいつでも応援していますし、これからも当サイトではスマホGETプロジェクトに関する役立ち情報を発信していきたいと思っています。
なお、「どう向き合えばいい?中学生がスマホを欲しがる時の向き合い方・考え方。」では、お父さんに・お母さんに知っておいて欲しいことや、考えて欲しいことをまとめていますので、まずこの記事をお父さん・お母さんに読んでもらうと、物事がスムーズに進むかもしれません。
また、スマホGETプロジェクトのゴールとして、LINEMOが気に入れば、当サイトのLINEMOの情報もぜひ参考にしてみてください。お父さん・お母さんに納得してもらうには、まずあなたが知識豊富になるのもとっても大切です。
まずは「【まとめ】LINEMOの料金やメリット・デメリット」から始めてみると分かりやすいかと思います。
また、お父さん・お母さんにこんなことを伝えたいけど、どういう風に言ったらいいのか分からない!そんな時は気軽にFacebookやTwitter、メールでメッセージをくださいね。
そろそろ中学生のお子さんにスマホを持たせようとお考えの方も多いのではないでしょうか? 通信費用を安くしたいという方には、格安SIMがオススメです。 格安SIMは、大手キャリアよりもっと安く、手軽にスマホを利用することができます。 中学生におすすめの格安SIMに関する詳しい情報は、こちらの記事でチェックしてください! 中学生におすすめの格安SIM会社をピックアップ!