auからahamoへ乗り換える手順・デメリットを解説!

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auからahamoへの乗り換えをしたいものの、手順や費用などがわからず立ち止まってしまっていないでしょうか。

いくつか注意点はあるものの、基本的に簡単に行う事が出来ます。

本記事ではauからahamoへの乗り換え方法や注意点などについて解説します。

ahamoの魅力や乗り換えによる料金の変化なども合わせて解説しているので、参考にしてくださいね。

auからahamoへ乗り換える際に必要なもの

auからahamoへ乗り換える際は、以下5つの用意が必要です。

  1. SIMロックを解除したスマホ(手持ちのスマホを使う場合)
  2. 本人確認書類
  3. 支払いに使うクレジットカード・銀行口座
  4. メールアドレス(フリーメールアドレスがおすすめ)
  5. dアカウント

それぞれ、解説します。

①SIMロック解除(auスマホを引き続き使う場合)

auスマホは2021年10月以降発売のモデルやiPhone 13シリーズなどの一部例外を除いてSIMロックがかかっています。

そのままだとドコモ回線であるahamoでは使うことができないので、My auから解除しておきましょう。

SIMロック解除はMy auからの手続きなら無料で行なえます。

また、iPhoneなら問題ないのですが、Androidスマホの場合は機種によってドコモの電波にしっかり対応しきれていません。

au携帯電話などの対応周波数帯一覧」ページをチェックして、手持ちのスマホがドコモで広く使われているLTEの「Band19」に非対応だった場合は、乗り換えに合わせて機種変更をすることをおすすめします。

②使用できる本人確認書類

ahamoの契約時に利用できる本人確認書類は以下の9種類となっています。

  1. 運転免許証
  2. 顔写真入りの住民基本台帳カード
  3. 健康保険証+補助書類(発行から3ヶ月以内の公共料金領収書や住民票)
  4. マイナンバーカード
  5. 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降発行のもの)
  6. 療育手帳
  7. 身体障害者手帳
  8. 精神障害者保健福祉手帳
  9. 在留カード+外国発行のパスポート

その他の書類を利用したい場合はahamoへ事前に問い合わせれば対応して貰える場合もあります。

③クレジットカードか口座振替

ahamoの支払い方法はクレジットカードか口座振替となっています。

クレジットカードを持っている人はカードを、銀行口座を使う場合は口座情報を用意してから申し込み手続きを行いましょう。

④フリーメールアドレスやdアカウント

ahamoの申込時にはキャリアメール以外のメールアドレスとdアカウントも必要です。

どちらも無料で作成できるので事前に用意しておきましょう。

違約金やMNP手数料、契約事務手数料はかからない

auからahamoへの乗り換え時に以下のような費用は基本的にかかりません。

  1. auの契約解除料
  2. MNP転出手数料
  3. ahamoの契約事務手数料

契約中のauのプランで2年契約などをしていても契約解除料はかかりません。

また、MNP転出手数料やahamoの契約事務手数料も無料となっています。

気をつけたいのは、auでスマホを分割購入している場合引き続き完済まで本体代金を支払い続ける必要があることです。

またauの解約月に請求される月額料金は満額発生、ahamoの初月月額料金は日割りで請求されます。

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auからahamoへ乗り換える手順・初期設定方法

auからahamoへ乗り換える手順(通常のSIMカードの場合)は以下のとおりです。

り換え手順
    1. 必要なもの一式を用意する
    2. ahamo公式サイトより、申込みを開始する
    3. 支払い方法や住所などを登録して、申込みを終える
    4. 自宅にahamoのSIMカードが届いたら、使用するスマホに入れる
    5. 回線切替やスマホの通信初期設定をして、利用開始

ひとつずつ見ていきましょう。

手順①必要なもの一式を用意する

最初に、前述した「auからahamoへ乗り換える際に必要なもの」5点を揃えておきましょう。

以前は電話番号を引き継いで乗り換える際にMNP予約番号も必要でしたが、現在は「MNPワンストップ」の制度があるため不要です。

手順②ahamo公式サイトより、申し込みを開始する

ahamoはWeb受付専用サービスなので、ahamo公式サイトのトップ画面にある「今すぐ申し込み」ボタンから申し込みを行いましょう。

SIMだけ購入する場合は「SIMのみを購入」もしくは「eSIMのみを購入」を選択してください。

ahamoでスマホを購入する場合は「今すぐ申し込み」ボタンを押した後に「スマホとSIMをセットで購入」を選択すればOKです。

手順③支払い方法や住所などを登録して、申し込みを終える

申し込み作業が始まったら、あとは画面の指示通りに作業を進めましょう。

指示に従って住所や支払い方法(クレジットカード情報)などを入力してください。

正しく入力が出来ていれば、スムーズに作業は完了するはずです。

手順④自宅にahamoのSIMカードが届いたら、使用するスマホに入れる

申し込みが完了したら、数日以内にahamoからSIMカードなどが届きます。

届いたSIMカードをahamoで使うスマホに入れて使用準備をしましょう。

スマホの側面に小さな穴が開いているので、その穴にSIMピンを挿し、SIMトレイを取り出してください。

SIMトレイにahamoのSIMカードを乗せたら、スマホにSIMトレイを戻します。

これでスマホの使用準備は完了です。

手順⑤回線切替やスマホの通信初期設定をして、利用開始

次にSIMを使うための回線切替手続きを行いましょう。

ahamoのアプリかWebサイトの「配送状況・開通へ」ボタンを押し、受付番号・連絡先電話番号・暗証番号を使ってログインすれば切り替えられます。

切り替えが完了し、ahamoで通信できるようになればauは自動的に解約となります。

なお、Androidの場合は手持ちのスマホで「APN設定」が必要となる場合があります

設定アプリの「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と進んでいき、spモードという項目がない場合は「+」ボタンなどから設定の追加を行わなければいけません。

APNの設定編集画面では、名前を「spモード」などに設定・APNに「spmobe.ne.jp」と入力したら後はそのまま保存・一覧から適用させましょう。

また、機種変更をした場合はデータ移行も忘れずに行わなければいけません。

iPhoneであれば新しい端末の近くに古いiPhoneを置いて初期設定を進めれば「クイックスタート」によるスムーズなデータ移行ができますよ。

Androidの場合は事前に設定アプリで古いスマホのバックアップをオンにしておけば、同じGoogleアカウントでログインすることでデータを移行することができます。

LINEなど一部アプリは手動で移行が必要なので、データ移行後に各アプリをチェック・手動での操作が必要なものは個別に操作しましょう。

写真などのデータが移行されなかった場合は、PCやmicroSDカードなどを使ってこちらも個別に移行させてみてください。

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auからahamoへ乗り換えるデメリット・注意点

auからahamoへ乗り換える際は、いくつかの注意があります。

乗り換えて後悔しないためにも、あらかじめチェックしておきましょう。

注意点①キャリアメールはそのままでは使えなくなる

auからahamoへ乗り換えると、基本的にキャリアメールが使えなくなることにご注意ください。

キャリアメールに強いこだわりがないのであれば、GmailやYahoo!メールなど無料で使えるメールアドレスに移行するのがおすすめです。

ただし、auでは月額330円の「auメール持ち運び」というオプションが提供されているので、こちらを利用すればahamoへの乗り換え後も今まで使っていたキャリアメールを使い続けることが出来ますが、解約後に申し込む形になるので、一旦はアドレスが利用出来なくなります。

これもあってahamo契約時にはフリーメールアドレスが必要なので、auメールを今後も使うとしてもフリーメールは事前に発行しておきましょう。

以下のいずれのメールアドレスにもキャリアメールを利用することはできません。

申し込み時のメールアドレス登録
お持ちのdアカウントに登録しているメールアドレス

出典:ahamo公式サイト(https://ahamo.com/flow/index.html

注意点②サポートはWeb対応となる

auならauショップでサポートを受けられますが、ahamoはWeb対応に限られます。

ネット上での契約変更や問い合わせがどうしても苦手な方は、ショップでのサポートがあるUQモバイルやワイモバイルなどへの乗り換えも検討しましょう。

注意点③つながりやすさは変わってくる可能性あり

auはau回線、ahamoはドコモ回線なので使われる回線が異なります。

明確にどちらが優れているということはないのですが、人によっては今まで使えていた場所で電波が悪くなった。といったことも起こり得るので一応注意しておきましょう。

注意点④プランが1つしかない、使い放題で利用できない

ahamoでは「30GB+5分かけ放題月額2,970円」のプランしかありません。

auのように毎月のデータ使用量に合わせてプラン変更をすることや、使い放題のプランはないので注意してください。

かけ放題なしでの契約もできません。

月額1,980円の大盛りオプションをつけることでデータ量が80GB追加、合計で110GBまで利用することは可能ですが、それ以上の容量は選べません。

注意点⑤未成年は契約できない

ahamoは未成年者の名義では契約することができません。

未成年者がahamoを利用したい場合は、一度親権者の名義で契約してから、未成年者の利用者登録をしてください。

注意点⑥5分かけ放題は解約できない

ahamoでは基本プランに「国内通話料金5分無料」サービスが含まれています。

嬉しいサービスではありますが、ほとんど通話しない方の中には「このサービスは必要ない」「サービスを解約したい」と思う方もいるでしょう。

ですが残念ながら「国内通話料金5分無料」サービスは解約することが出来ません。

かけ放題を解約すれば利用料金が安くなる、ということも無いので注意してください。

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auからahamoへ乗り換えるメリット

auからahamoの乗り換えるメリットを紹介します。

  • auからahamoへ乗り換えると料金が安くなる
  • 速度制限でも最大1Mbpsの速度で使える
  • d払いが可能
  • dカードで支払えばデータ容量が増加

デメリットを上回るメリットがたくさんあるので、しっかり把握しておきましょう。

auからahamoへ乗り換えると料金が安くなる

auからahamoへ乗り換えると月額料金は基本的に安くなります。

auとahamoでの月額料金を比べてみました。

auとahamoの料金比較
通信量月額料金
au・使い放題MAX5G使い放題(テザリングは30GB)7,238円
(家族割3人以上、ネット回線とのセット割、
au PAYカードでの支払いで最安4,928円)
au・スマホミニプラン1~4GB1GB3,465円、2GB4,565円、
3GB5,665円 4GB6,215円
(家族割、ネット回線とのセット割込みで2,178~4,928円)
ahamo30GB(5分かけ放題付帯)2,970円
※この表は、右にスクロールできます

auのほうがahamoより安くなるのは、auを家族2人以上で契約しつつ1GB使う場合のみです。

ただ、この場合はそれぞれ1GBまでしか使えない事と、ahamoで標準搭載の5分かけ放題をauで契約すると+880円かかるので、やはりahamoの方が圧倒的にお得ですね。

ただし、ahamoは上限が30GBなので、それ以上に通信をする人はauの使い放題MAX 5Gを契約するのがおすすめになることにご注意ください。

povo2.0とahamoの料金や特徴を比較

povo2.0はauがドコモのahamoのように提供しているオンライン受付専用の低料金プランです。

ahamoにも負けない激安な料金設定ですが…、ちょっと注意したい点もあります。

povo2.0とahamoの料金比較
povo2.0・20GB(30日間)2,700円、5分かけ放題追加で3,250円
povo2.0・60GB(90日間)→実質30日間20GB6,490円→1ヶ月およそ2,163円、5分かけ放題追加で2,713円
povo2.0・150GB(180日間)→実質30日間25GB12,980円→1ヶ月およそ2,163円、5分かけ放題追加で2,713円
ahamo・30GB2,970円※5分かけ放題込み
※この表は、右にスクロールできます

povo2.0は「トッピング」という形式をとっていて、使いたい分の通信量をアプリから購入して使う仕組みになっています。

料金的にはahamoより安いですが、手動で通信量を買う手間がかかるのは難点です。

povo2.0はちょっと使い方が難しいのに対し、ahamoはシンプルなので万人向けとなっています。

速度制限でも1Mbpsで使える

ahamoは契約しているプランの容量を超過した場合でも最大1Mbpsの速度で利用できます

1Mbpsは中画質程度までのYouTube視聴やSNSなどの閲覧も利用できるレベルなので、実質データ使い放題となります。

速度制限後でもある程度は使えるため、利便性が高いといえますね。

d払いが可能

ahamoはd払いに対応しているので、普段からdポイントを利用している人はポイントを効率よく使うことができます。

貯めたdポイントをスマホ料金に充当できるので、月額料金の節約にもつながりますよ。

dカードで支払えばデータ容量が増加する

ahamoはdカードやdカードGOLDで支払いを行えば、毎月のデータ容量が増加します。

  • dカードで支払い +1GB
  • dカードGOLDで支払い +5GB

dカードは年会費が無料なので、ahamoをよりお得に使いたい場合は手に入れてみてはいかがでしょうか。

新規契約/他社からの乗り換えはこちら

auからahamoに乗り換えるのにおすすめのタイミング

結論を先に言うと、auからahamoに乗り換えるタイミングでおすすめなのは月末付近です。

前述しましたが、auの解約月と、ahamoの初月料金の請求は以下のようになっています。

  • au:解約月の利用料金が満額請求
  • ahamo:初月料金は日割請求

月初に乗り換えた場合、auで利用料金を満額請求されるうえに、ahamoの利用料金も満額近くかかってしまいます。

ですが、月末に乗り換えればauの利用料金は満額請求されるものの、ahamoの利用料金はほとんどかかりません。

そのため、月末頃に乗り換えるのが一番お得なのです。

ただし、乗り換え完了までに月をまたいでしまったらau側で再度1ヶ月分の料金が発生してしまうので、月末まで確実に乗り換えが完了するよう、20日前後などに続きを開始するのが一番おすすめになります。

まとめ

今回はauからahamoへ乗り換えるメリットや注意点、乗り換え手順などについて解説しました。

ahamoは月額2,970円の激安価格ながら、30GBの通信量や5分かけ放題に対応している充実した料金プランです。

今回の解説を参考に、auからahamoへの乗り換えを検討してみてくださいね。

なお、auからahamoだけでなく、他の格安SIMも含めて乗り換えを検討したい方は下記記事もぜひ参考にしてみてください。

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ahamoに関する注意事項

ahamoはオンライン限定のサービスとなります
・キャリアメールは各社の持ち運びサービスオプションで利用可能です
・ahamoの申し込みサポートは有償で店頭でも可能です
・ahamoでは⼀部ご利⽤できないサービスがあります。
・ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円)をご利⽤ください。
なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。
・オンライン⼿続きはサイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
・記載の月額料金とは別途機種代⾦が発生します(機種を購入の場合)
・国内通話料⾦は5分超過後、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。
・海外パケット通信は15⽇を超えて海外で利⽤される場合は速度制限がかかります。国内利⽤と合わせての容量上限です。
・ご利⽤端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利⽤いただくことはできません。ご利⽤中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
・SIMカードのご契約はMNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。

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