ココに注意
2021年9月16日をもって、新規受付を終了しました。現在はスマホトクするプログラムが展開されています。
auの「かえトクプログラム」について気になっていませんか?
以前auが提供していた「かえトクプログラム」は、auに購入機種を返却することで通常よりもかなりお得にスマートフォンを買い替えられる人気の施策です。
2021年9月16日をもって新規受付を終了していますが、以前加入していた方は条件を満たすことで特典を適用でき、現在支払っている機種代金を免除できる可能性があります。
本記事では、そんな「かえトクプログラム」の概要から適用例、メリットや注意点などを詳しく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
「かえトクプログラム」の概要
「かえトクプログラム」は、2021年9月16日までauで提供されていた、スマートフォンの分割購入補助プログラムです。
auで新しい機種に買い替えることを前提に、通常よりも端末の分割支払い料金を安くしてお得に購入できるようになっています。
現在では新規加入受付が終了していますが、以前加入した方は現在でも特典を利用可能です。
「かえトクプログラム」とは?
「かえトクプログラム」とは、auが行っていた残価設定型のスマートフォン購入補助プログラムのことです。
24回払いを条件に、購入した機種の2年後の買取価格を最終支払い分として設定することで、それ以前の支払額を安くすることができます。
また、最終支払い分は、購入機種を返却することで支払いを免除とすることができるため、通常よりも大幅に安い金額でスマートフォンを購入・利用することができるのです。
かえトクプログラムは2021年9月16日をもって新規受付を終了しており、それ以降は同等の「スマホトクするプログラム」というプログラムを利用することになっています。
ただし、以前かえトクプログラムに加入している方は、現在でも特典を利用してお得に機種変更をすることが可能です。
残価設定型とは?
残価設定型とは、一定期間後の買取価格(下取り価格)を商品購入時点であらかじめ設定しておき、その価格から差し引いた金額を毎月支払うという支払い方法のことです。
自動車ローンで使われることが多いため、ご存知の方も少なくないでしょう。
残価設定型であれば、通常の購入価格よりも支払額が残価分安くなるため、お得に端末を購入することができます。
特に、最新機種やハイエンドモデルなど料金が高い傾向にある端末ほど残価が高く設定されるため、よりお得に購入可能です。
プログラム適用条件
「かえトクプログラム」の特典適用条件は以下の通りです。
- 対象機種を12ヶ月以上利用する
- au取扱店でauのスマートフォン・ケータイ・タブレット・ルーターいずれかの商品を購入する
- 購入した機種を返却する
かえトクプログラム対象機種を12ヶ月以上利用したら、あとはauで新しい機種に機種変更し、古い機種を返却するだけで特典を適用することができます。
そのほか細かい条件はありますが、スマートフォンをある程度の期間利用し、機種変更するときに端末を返却すれば残価の支払いがなくなるというイメージで問題ありません。
現在では新規の受付が停止となっているため、既にかえトクプログラム加入済みの方は、新しい機種を購入する際に適用するべきだと言えるでしょう。
対象機種
対象機種はiPhoneとAndroid両方で、「かえトクプログラム」が実施されていたタイミングで販売されていたものであれば基本的に対象となっています。
種類 | 対象機種 |
iPhone | iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone SE(第2世代) iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone XR iPhone XS iPhone XS Max iPhone 8 |
Android |
Galaxy |
Galaxy A21 シンプル SCV49
Galaxy S21 5G SCG09 Galaxy S21+ 5G SCG10 Galaxy A32 5G SCG08 Galaxy A51 5G SCG07 Galaxy Z Fold2 5G SCG05 Galaxy Z Flip 5G SCG04 Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06 Galaxy A41 SCV48 Galaxy S20 Ultra 5G SCG03 Galaxy S20 5G SCG01 Galaxy S20+ 5G SCG02 Galaxy Z Flip SCV47 Galaxy Note 10+ SCV45 Galaxy A20 SCV46 Galaxy S10 SCV41 Galaxy A30 SCV43 |
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Xperia |
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Xperia 1 III SOG03
Xperia 10 III SOG04 Xperia 5 II SOG02 Xperia5 SOV41 Xperia8 SOV42 Xperia1 SOV40 |
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OPPO |
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OPPO Find X3 Pro OPG03
OPPO A54 5G OPG02 OPPO Find X2 Pro OPG01 |
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TORQUE |
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TORQUE 5G KYG01
TORQUE 5G Coleman LIMITED KYG01 TORQUE G04 |
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AQUOS |
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AQUOS sense5G SHG03
AQUOS zero5G basic DX SHG02 AQUOS sense3 basic SHV48 AQOUS R5G SHG01 AQUOS zero2 SHV47 AQUOS sense3plus サウンド SHV46 AQUOS sense3 SHV45 AQUOS sense2 SHV43 AQUOS sense2 かんたん |
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その他の機種 |
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Redmi Note 10 JE XIG02
Google Pixel 5 Mi 10 Lite 5G XIG01 GRATINA KYV48 ZTE a1 ZTG01 URBANO V04 HUAWEI P30 lite Premium(HWV33) BASIO4、 BASIO3 LG it LGV36 |
機種によって残価設定率は異なりますが、基本的に端末代金が高額であるほど残価の設定率は高くなっています。
上記の機種をauで購入したという方は、かえトクプログラムを適用できる可能性が高いので、My auなどで契約内容を確認してみましょう。
「かえトクプログラム」の適用例
「かえトクプログラム」は、新しい機種に機種変更する際に条件を満たすことで特典を適用することができます。
対象機種購入から2年が経過した段階で機種変更する場合だけでなく、同じ機種を使い続ける場合や返却のみを行う場合など、状況別に適用例を見てみましょう。
25ヶ月目に新しいスマートフォンに機種変更する場合
対象機種購入月を1ヶ月目とした25ヶ月目に新しい機種に機種変更する場合、auに端末を返却することで、設定された残価分の支払いをせずに新しい機種を利用することができます。
毎月の端末代金の支払額のイメージは以下のようになります。
25ヶ月目でかえトクプログラムを利用する場合(端末代金96,600円) | |
1ヶ月目(端末購入月) | 支払いなし |
2~24ヶ月目 | 2,520円 |
25ヶ月目 | 支払い不要
(残価:38,640円分) |
端末代金が96,600円、残価が38,640円の機種の場合、実質的に支払う毎月の機種代金は以下の通りです。
(96,600円-38,640円)÷23ヶ月間=2,520円
かえトクプログラムを利用せずに端末代金を24回払いにした場合は、
96,600÷24ヶ月間=4,025円
となるため、かえトクプログラムを利用した方が圧倒的にお得になります。
25ヶ月目以降も買い替えず使い続ける場合
かえトクプログラムで25ヶ月目に機種変更せずその後も同じ機種を使い続ける場合、申し出がない限りあらかじめ設定された残価が再度24回分割され、支払いを継続することになります。
25ヶ月目以降も同じ機種を使い続ける場合(端末代金96,600円) | |
1ヶ月目(端末購入月) | 支払いなし |
2~24ヶ月目 | 2,520円 |
25ヶ月目 | 残価:38,640円を再度24回分割 |
26~48ヶ月目 | 1,610円 |
25ヶ月目でかえトクプログラムの特典を利用しない場合は、残価を24回分割して支払いを継続することになるため、実質的には48回払いとなります。
25ヶ月目以降に新しいスマートフォンに機種変更する場合
25ヶ月目以降に新しいスマートフォンに機種変更する場合、かえトクプログラムの特典を利用した時点の残債は支払う必要がありません。
25ヶ月目以降に新しいスマートフォンに機種変更する場合(端末代金96,600円) | |
1ヶ月目(端末購入月) | 支払いなし |
2~24ヶ月目 | 2,520円 |
25ヶ月目 | 残価:38,640円を再度24回分割 |
26~48ヶ月目 | 1,610円 |
26~48ヶ月目の間にかえトクプログラムの特典利用 | 特典利用時の残債は支払い不要 |
25ヶ月目以降にかえトクプログラムの特典を利用して機種変更する場合は、買い替えた月の請求分以降の支払いは不要となります。
25ヶ月目にスマートフォンの返却のみを行う場合:解約予定の方におすすめ
25ヶ月目にスマートフォンを返却し機種変更を行わなかった場合は、所定の条件・価格でauが買取を行うことになります。
下取りのような感覚で利用できますが、引き続きauで端末を購入する場合は、かえトクプログラムの特典を利用して機種変更したほうがお得になりやすいです。
新しい端末はauとは別で購入する、そもそもauを解約予定だという方が検討する方法だと言えるでしょう。
13ヶ月目以降25ヶ月目以前に新しいスマートフォンに機種変更する場合
かえトクプログラムの特典を利用できる13ヶ月目以降25ヶ月目以前の間に新しいスマートフォンに機種変更する場合は、残価分の支払いが免除になりますが、24ヶ月目までの料金はすべて支払わなければなりません。
13ヶ月目以降25ヶ月目以前に機種変更する場合(端末代金96,600円) | |
1ヶ月目(端末購入月) | 支払いなし |
2~24ヶ月目 | 2,520円 |
13~24ヶ月目の間に特典利用 | (57,960円-累計支払総額)分の支払い発生 |
かえトクプログラムでは、あらかじめ設定した残価分の支払いが免除されますが、端末代金から残価分を差し引いた金額については支払う必要があります。
「かえトクプログラム」のメリット
「かえトクプログラム」の概要について把握したところで、メリットについて詳しく見ていきましょう。
かえトクプログラムのメリットは以下の5つでした。
かえトクプログラムのメリット
- 通常よりも機種代金を抑えて機種変更できる
- 買い替えなくてもお得に利用できる
- auの回線契約がなくてもプログラムに加入できる
- 使わなくなった機種の処分の手間が省ける
- 残価設定型のため下取り額が決まっている
メリット1.通常よりも機種代金を抑えて機種変更できる
「かえトクプログラム」の最も大きなメリットは、通常の分割購入よりも機種代金を抑えて機種変更ができるということでしょう。
かえトクプログラムは、あらかじめ端末の残価を設定しておくことで、端末代金から残価を差し引いた金額を分割払いで購入するプログラムでした。
実際に前述の96,600円の端末を購入した場合の料金シミュレーションは以下の通りです。
24回分割 | かえトクプログラム※ | |
2~24ヶ月目 | 4,025円 | 2,520円 |
25ヶ月目 | 4,025円(支払い終了) | 支払い不要
(残価:38.640円免除) |
実質支払額 | 96,600円 | 57,960円 |
※残価が38,640円で25ヶ月目で特典利用した場合
単純に24回分割で購入するよりも負担する費用を圧倒的に少なくできるため、機種購入のハードルが低くなったと言えるでしょう。
特に、最新機種やハイエンドモデルなど価格が高い傾向にある端末ほど残価も高くなるので、価格がネックで好きなスマートフォンを選べなかったという方にぴったりのプログラムだと言えます。
メリット2.買い替えなくてもお得に利用できる
「かえトクプログラム」は、25ヶ月目で特典を利用してスマートフォンを買い替えることで通常よりもお得に機種を購入できますが、買い替えなくてもお得に利用可能です。
25ヶ月目で端末を買い替えなかった場合、その時点で残っている端末代金をさらに24回分割して支払うことになります。
25ヶ月目以降も同じ機種を使い続ける場合(端末代金96,600円) | |
1ヶ月目(端末購入月) | 支払いなし |
2~24ヶ月目 | 2,520円 |
25ヶ月目 | 残価:38,640円を再度24回分割 |
26~48ヶ月目 | 1,610円 |
利子などの追加費用がかかることもなく、特典を利用しないからといって損をすることはありません。
それどころか、25ヶ月目以降であっても、機種変更のタイミングで特典を利用すればその時点での残債を支払う必要がなくなります。
かえトクプログラムに加入さえしていれば、あとは特典を利用するタイミングは自分次第なので、融通が利くのも大きなメリットだと言えるでしょう。
メリット3.使わなくなった機種の処分の手間が省ける
「かえトクプログラム」を利用することで、使わなくなった機種を自身で処分する手間が省けます。
かえトクプログラムの機種を返却しなければならないという条件は、一見するとデメリットのようですが、使わなくなったスマートフォンはいずれ自身で処分しなければなりません。
契約が切れたスマートフォンも日常的に利用するという場合は別ですが、古い端末までしっかり使うという方は少ないはず。
スマートフォンなどの電子機器は所定の方法で処分しなければならないため少し面倒です。
レンタルのような使い方になるのが嫌という方もいるかもしれませんが、通常よりもお得に購入できて処分する必要もないというのは大きなメリットだと言えるでしょう。
メリット4.残価設定型のため下取り額が決まっている
「かえトクプログラム」は、残価設定型であらかじめ金額が決まっており安心できるというのもメリットだと言えるでしょう。
通常の下取りと異なり、かえトクプログラムは端末ごとに決められた2年後の価格分の支払いを免除できる制度です。
下取りであれば、下取りに出す際の端末の状態によって思うような金額がつかない可能性が高いため、安心して使い続けることが難しいでしょう。
あらかじめ2年後の価格が決まっていて変動することはないので、その後の計画が立てやすく安心できるのは大きな魅力だと言えます。
端末の状態によっては追加料金が発生したり特典が適用できなかったりする場合もありますが、普段通り使用していればそこまで気になることではないでしょう。
メリット5.auの回線契約がなくてもプログラムに加入できる
「かえトクプログラム」は、auの回線契約がなくても加入することが可能です。
また、かえトクプログラムの特典適用条件は、以下のようになっています。
- 対象機種を12ヶ月以上ご利用後、当社・au取扱店でauのスマートフォン・ケータイ・タブレット・ルーターのいずれかを購入すること
- 本プログラムでご購入された機種を当社が回収すること
au回線を解約後もプログラムの継続利用が可能なので、auを続けて使うつもりはない方、現在別のキャリアを契約しているという方でも安心できるでしょう。
「かえトクプログラム」のデメリット・注意点
メリットが多くスマートフォンをお得に使える「かえトクプログラム」ですが、いくつか注意点もあります。
思わぬところで失敗しないよう、メリットとあわせてしっかり確認しておきましょう。
かえトクプログラムの注意点
- 端末の状態によっては22,000円の費用がかかる
- 郵送の場合翌月25日までに返却しなければならない
- auで機種変更しなければならない
- 特典を適用できないこともある
注意点1.返却時の端末の状態によっては追加費用がかかる
「かえトクプログラム」を利用して端末を返却する場合、端末の状態によっては最大22,000円もの費用が追加でかかってしまう可能性があります。
端末が故障している場合に追加費用がかかりますが、費用がかかってしまうのは主に以下のような状態の時です。
- 端末本体や液晶画面に破損や割れがある
- 電源が入らない
- 充電できない
- 水濡れ反応がある
また、上記のような状態で追加費用が必要と判断された場合は、auの「故障紛失サポート」に加入していたかどうかで支払う費用の金額が変わります。
故障紛失サポート加入有無 | 費用 |
加入あり | 2,200円(不課税) |
加入なし | 22,000円(不課税) |
特典利用時に故障紛失サポートに加入していれば、万が一の際の費用負担を軽減することができます。
故障紛失サポートは契約時にしか加入ができないオプションサービスのため、加入している方が多いかと思いますが、特典利用前に加入の有無を確認しておくとよいでしょう。
注意点2.郵送の場合翌月25日までに返却しなければならない
「かえトクプログラム」の特典を利用し端末を郵送で返却する場合は、手続きをした翌月25日までに送付しなければなりません。
端末を返却した後は自分の手元に戻ってくることがなくなるほか、返却時に端末をオールリセットしなければならないため、データ移行のために返却まで時間をかけたい方も多いでしょう。
しかし、端末は手続きの翌月25日までに返却しなければ特典の適用ができなくなり、端末代の残債を一括で請求されてしまいます。
せっかくお得に機種変更できるチャンスを逃すのはもったいないので、日ごろから大事なデータはバックアップをしておく、データ移行のめどがたってからかえトクプログラムを利用するなどの対策をしておく必要があるでしょう。
auショップなどau取扱店に返却する端末を持ち込む場合は、翌月末まで受け付けていますが、どちらにせよ忘れてしまわないうちに返却を済ませておくことをおすすめします。
注意点3.auで機種を購入しなければならない
「かえトクプログラム」の特典を利用して残価の支払いを免除したい場合、auで機種を購入しなければならないことも注意が必要です。
かえトクプログラムの特典適用条件には、au取扱店でauのスマートフォン・ケータイ・タブレット・ルーターいずれかを購入する必要があると記載がありますが、前述の通りauの回線契約は必須ではありません。
そのため、auで何らかの端末を購入することで特典適用が可能となりますが、逆に言えば機種の選択肢がauで取り扱っているものに限られてしまうのです。
auは、スマートフォンやタブレットなど最新機種までさまざま取りそろえていますが、中にはほかのキャリアでしか購入できないものもあります。
自分の欲しい機種がauで購入できない場合は特典の適用を諦める必要が出てきてしまうので、あらかじめauで取り扱っている機種を把握しておきましょう。
注意点4.特典を適用できないこともある
返却した端末の状態が悪いと追加費用がかかる可能性があるというのは前述の通りですが、最悪の場合は特典を利用できないこともあるので注意しましょう。
特典適用外となる主な条件は以下の通りです。
- 暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない
- 製造番号(IMEI)が確認できない
- 改造など、端末のメーカーの保証外となる
- 故障や破損が著しい
改造や激しい故障などはあまり心配がいらないかもしれませんが、暗証番号ロック解除とオールリセットはうっかり忘れてしまう可能性があります。
また、iPhoneの場合は「iPhoneを探す」をオフにしないといけないため、自分一人で返却手続きを行う際は特に注意が必要です。
auショップなどau取扱店に返却端末を持ち込む場合は、ショップスタッフと確認をすることができるので、設定などが心配な方は直接au取扱店に持ち込んだほうが安心できるでしょう。
「かえトクプログラム」での端末返却方法
「かえトクプログラム」で契約した端末は時期が来たら返却する必要があります。
「かえトクプログラム」で利用できる端末の返却方法は下記の2つです。
- 店頭返却
- 郵送返却
店頭返却(店舗で機種変更)
店頭返却の場合には、au Styleやauショップなどau取扱店に端末を持参しましょう。
機種変更時に返却する方法が一番無難ですが、万一機種変更時に忘れてしまった場合でも後日返却することも可能です。
店舗に返却する場合にはその場で端末の状態確認が行われ問題がなければ、かえトクプログラムがそのまま適用されます。
ちなみに、auを取り扱っている店舗であれば、購入時や機種変更時の店舗でなくても問題ありません。
郵送返却(オンラインショップで機種変更)
auオンラインショップで機種変更を行い店舗には行かなかった場合には、auから回収キットが送付されます。
回収キットが届くまでには申し込みから1週間ほど時間がかかるため、返却期日に間に合うように計算して申し込みを行いましょう。
郵送返却における回収状況は、My auから確認できますよ。
また期日に間に合わないと特典が無効になってしまうので、遅れないようご注意ください。
ほかのプログラムとの内容の違いについて
auでは、「かえトクプログラム」の以前や以後に同等のスマートフォン分割購入補助プログラムを実施しています。
端末の下取りができる「下取りプログラム」もあわせて内容の違いを見ていきましょう。
auが実施していた、または実施しているプログラム
- 下取りプログラム
- アップグレードプログラムNX
- スマホトクするプログラム
「下取りプログラム」との違い
「下取りプログラム」とは、その名の通り機種変更時に古い機種を下取りに出せるプログラムのことです。
「かえトクプログラム」とは異なり、契約時の加入手続きは特に必要なく機種変更時に申し出ることで下取りに出すことができます。
下取り価格は機種によって大きく異なりますが、通常品と破損品の2種類で金額が分かれており、特に目立つ破損や割れなどがなければ通常品の価格を適用できるでしょう。
下取りプログラムの適用条件は以下の通りです。
- 3ヶ月以上利用した下取り対象機種から機種変更でauスマートフォンやiPhone・ケータイ・タブレットを購入する
- 下取りに出す端末が故障・水濡れなく正常に動作する
また、かえトクプログラムと同様に電源が入らなかったり暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていなかったりする端末は下取り対象外となるので注意しましょう。
こちらでもっと詳しく解説中!
「アップグレードプログラムNX」との違い
「アップグレードプログラムNX」とは、「かえトクプログラム」の前身となる端末分割購入補助プログラムのことです。
かえトクプログラムと内容は似ていますが、いくつか異なる点があります。
アップグレードプログラムNXとかえトクプログラムの比較
名称 | アップグレードプログラムNX | かえトクプログラム |
支払い回数 | 36回払い | 24回払い
(最大48回払い) |
最大免除額 | 端末価格の3割 | 残価設定額 |
適用条件 | 端末の返却のみ | 端末の返却
au商品の購入 |
大きな違いとしては、免除額がかえトクプログラムは残価設定型なのに対し、アップグレードプログラムNXは最大で端末価格の3割となっている点です。
アップグレードプログラムNXは、36回払いのうち最大12回分の支払いが免除になるため、かえトクプログラムよりも免除額は下がる場合があります。
一方で、かえトクプログラムは端末の返却とau商品の購入により残価免除の特典を適用できますが、アップグレードプログラムNXは端末を返却するだけで特典の適用が可能です。
適用条件はアップグレードプログラムNXのほうが易しいですが、免除額を鑑みるとかえトクプログラムのほうがお得だと言えるでしょう。
「スマホトクするプログラム」との違い
「スマホトクするプログラム」とは、「かえトクプログラム」のあとに展開されているプログラムのことです。
スマホトクするプログラムは、かえトクプログラムと同様に残価設定型となっており、内容もよく似ています。
かえトクプログラムとスマホトクするプログラムの比較
名称 | かえトクプログラム | スマホトクするプログラム |
支払い回数 | 24回払い
(最大48回払い) |
24回払い
(最大48回払い) |
最大免除額 | 残価設定額 | 残価設定額 |
適用条件 | 端末の返却
au商品の購入 |
端末の返却のみ |
ほとんどの内容は同じですが、かえトクプログラムは特典の適用条件が端末の返却とau商品の購入であったのに対し、スマホトクするプログラムは端末を返却するだけで残価分の支払いが不要になります。
現在ではスマホトクするプログラムのみ申込みができる状態ですが、かえトクプログラムよりも使い勝手が良くなっているため利用しない手はないでしょう。
またauでスマホを単体購入する時も、問題なくスマホトクするプログラムに加入できますよ。(解約後も継続OK)
詳細はこちらから!
「かえトクプログラム」に加入していない場合はどうなる?
「かえトクプログラム」は、2021年9月17日以降の新規受付を終了しており、あとから加入することはできません。
かえトクプログラムに加入しない場合の端末代金は、通常の分割払いの回数に応じた金額を支払う流れになります。
auでスマートフォンを購入予定の場合は、かえトクプログラムの特典を適用することでかなりお得になりますが、かえトクプログラム未加入の場合でも下取りプログラムは適用可能です。
そのため、今後もauでスマートフォンを買いたいという方は、下取りプログラムの利用を検討してみてください。
まとめ
本記事では、auで以前提供されていた「かえトクプログラム」について詳しく解説してきました。
本記事のポイントは以下の通りです。
ポイント
- 「かえトクプログラム」は残価設定型のお得なプログラムで、2021年9月16日で受付を停止している
- 現在はさらに便利になった「スマホトクするプログラム」を利用可能
- au回線がなくても利用できる
- 25ヶ月目に端末を買い替えても買い替えなくてもお得
- 返却する端末の状態によって追加費用がかかったり特典が適用できなかったりする場合がある
- 期限までに端末を返却しないと残価分を一括請求される
- 下取りプログラムよりもお得になる可能性が高い
かえトクプログラムは、現在では新規受付を終了し「スマホトクするプログラム」に切り替わっていますが、加入している場合は特典適用でauでの機種変更や端末購入がかなりお得になるでしょう。
新しくauでスマートフォンを購入予定の方は、さらに使いやすく便利になったスマホトクするプログラムに加入することをおすすめします。