楽天モバイルは月額1,078円から使える格安料金の大手携帯キャリアサービスです。
家族で楽天モバイルに乗り換え予定で、お得な学割キャンペーンなどがあると嬉しいと感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事では楽天モバイルの学割キャンペーンや、学生が使う場合のメリット・デメリットについて解説します。
目次
楽天モバイルには学割キャンペーンがなかったが、2024年3月より開始された！
楽天モバイルには元々学割キャンペーンがありませんでしたが、2024年3月12日より新しく「最強青春プログラム」という名称の学割が開始されました。
正確には割引ではなく、ポイント還元の特典として提供されます。
楽天モバイルの学割「最強青春プログラム」は家族割引である「最強家族プログラム」と併用が可能で、最大220円ほど毎月の支払額をお得にすることが可能です。
ただし他社のような大規模な金額の割引や大容量通信可能なプランなどの用意があるわけではないので、学割そのものの充実度を求める場合は注意が必要です。
楽天モバイルは料金が安い＋学割と家族割に対応！学生におすすめのサービス
楽天モバイルで新たに、学割である「最強青春プログラム」が開始されました。
楽天モバイルの学割や合わせて適用できる家族割、そして楽天モバイル自体のサービスも含めて、学生におすすめとなるその魅力について解説します。
最強青春プログラムで、毎月110ポイントの楽天ポイントが還元される！
「最強青春プログラム」は楽天モバイルの利用が確認された翌々月末日より、毎月月末頃に楽天ポイント110ポイントが還元されるしくみです。
ポイントは期間限定ポイントとして付与されます。
楽天ポイント加盟店で便利に使えるだけでなく、楽天モバイルでは支払いに楽天ポイントを使うことができるので、事実上楽天モバイル自体を110円引きで使うことも可能になりますよ。
最強青春プログラムを利用するにはエントリーが必要なので、公式サイトから忘れずに手続きを行いましょう。
なお23歳の誕生日の前月までがポイント還元の対象で、23歳になってからはポイント還元を受けられなくなる点にご注意ください。
最強家族プログラムで、最大20回線が110円引きで使える！学割と併用可能！
さらに家族割である「最強家族プログラム」では、家族で楽天モバイルを使うと月額料金から110円割引（最大20回線対応）されます。
最強家族プログラムは、学割の最強青春プログラムと併用できるしくみです。
元々最強家族プログラムにより3GBまでであれば月額968円で使えましたが、最強青春プログラムを含めれば実質858円から使えてしまうので、学生だけでなく家族みんなで楽天モバイルを使うこともおすすめですよ。
my楽天モバイルからグループを作成することで、割引を受けられます。
楽天モバイルのサービス自体も、月額料金が割安！
楽天モバイルは、そもそも月額料金が安い携帯キャリアです。
| 楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
| 月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
| データ容量 | 3GBまで | 3～20GBまで | 20GB以上 |
| 通話料 | 国内通話無料（Rakuten Link使用時） 22円/30秒（標準アプリ使用時） |
||
| 5G対応 | ◯ | ||
使った分だけ通信料金を毎月支払う仕組みで、通常料金の段階でも3GB1,078円、20GB2,178円、使い放題3,278円という料金設定でスマホを使うことができます。
3GB1,078円や20GB2,178円は格安SIMレベルの価格設定なので、学割がなかった段階でも料金設定は激安と言えました。
上限3,278円で使い放題なので、スマホからのテザリングでタブレットやパソコン、ゲーム機などもインターネットにつなげて自由に使えるので、安価な月額料金ながらポケットWi-Fi代わりとしてスマホを便利に使えるのも魅力です。
もちろん、家に光回線がある、そもそもあまりネットをしないといった方であれば、3GB1,078円や20GB2,178円といった料金設定でよりお得にスマホを持つことができますよ。
さらに学割や家族割を適用することで、料金は実質220円ほど割安となります。
| 最強青春プログラムと最強家族プログラム併用時の最安料金 | |
| ～3GB | 858円 |
| ～20GB | 1,958円 |
| 20GB～ | 3,058円 |
学生ならよりお得に楽天モバイルを使えるんです。
通話料金も無料でかけ放題！メールも使える
しかも安いのは通信料金だけではありません。
楽天モバイルにはRakuten Linkというアプリがあり、このアプリから電話をかければ国内通話の料金はいつでも無料でかけ放題です。
LINE通話のように通話で通信量を消費することもありません。
ちなみに海外から日本へ電話をかける場合も、Rakuten Link経由なら国際通話が基本的に無料になります。
また、楽メールというキャリアメールサービスがあるので誰でも無料でメールアドレスを1つ持つことができますよ。
大手キャリアと違い、契約事務手数料もかからない
大手キャリアでは回線契約時に3,850円程度の事務手数料がかかりますが、楽天モバイルなら無料です。
乗り換え時の手数料負担がないのも魅力となっています。
利用金額110円につき1ポイントの楽天ポイントも貯まる
楽天モバイルの利用金額110円につき、1ポイントの楽天ポイントが貯まる仕組みも用意されています。
家族で楽天モバイルを契約していれば、それぞれの回線料金に対して楽天ポイントが貯まるのでどんどんポイントをお得に貯められますよ。
貯まったポイントは楽天モバイルの料金に充てる事も可能です。
さらに、支払い方法を楽天カードにする事でカード決済分のポイントも貯まるので、二重取りをする事も可能となっています。
楽天市場での買い物で貯まるポイントが、SPUで＋4倍に！
楽天モバイルユーザーは、SPUのプログラムによりもれなく楽天市場での買い物時に貯まるポイントが＋4倍になります。
通常の1倍と合わせて合計5倍還元、さらに楽天カードでの支払いなど様々な条件を満たせば最大16.5倍の還元率にまで上げることができますよ。
楽天モバイル契約による＋4倍分での月間の獲得上限は2,000ポイントとなっています。
このように、楽天モバイルの契約と楽天での買い物を組み合わせることでどんどんお得にポイントを貯められます。
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大手キャリアと楽天モバイルにおける、学割適用時の料金を比較！
楽天モバイルとauやソフトバンクで展開されている学割の料金を比べてみました。
| 楽天モバイルの月額料金と大手キャリアの学割比較 | |||
| 楽天モバイル 最強青春プログラム＋最強家族プログラム |
au スマホスタート応援割 |
ソフトバンク ソフトバンクデビュー割 |
|
| 契約事務手数料 | 0円 | 3,850円 | 3,850円 |
| 通信量 | 3GB～使い放題 | 20GB | 20GB |
| 最安月額料金 | 3GB858円 20GB1,958円 使い放題3,058円 |
初月基本料金日割り 2～13ヶ月目1,078円 14ヶ月目～3,916円 ※初月は基本料金の日割り請求、翌月から割引が適用されます。 |
初月基本料金日割り 2～7ヶ月目1,078円 8ヶ月目～13ヶ月目2,728円 14ヶ月目～3,916円 |
| 割引内容 | ・最強家族プログラム-110円 ・最強青春プログラム110ポイント還元 |
・スマホスタートプラン ・au PAYカードお支払い割-187円 ・スマホスタート1年割-1,188円×1年間 ・スマホスタート応援割-1,650円×1年間 |
・スマホデビュープラン＋ベーシック＆1年おトク割＋ ・ソフトバンクデビュー割1,650円×6ヶ月間 |
| 1年間の月額料金合計 | 10,296円（3GB） 23,496円（20GB） 36,696円（使い放題） |
16,786円 ※契約翌月～1年間の料金＋事務手数料 |
26,686円 ※契約翌月～1年間の料金＋事務手数料 |
金額が最安なのは楽天モバイルを月3GB以内で運用した場合で、20GB使うのであれば1年間の料金についてはauの学割が最安でした。
ただし、auの学割はあくまで1年間限定であり、2年目以降の月額料金は楽天モバイルを使い放題で運用したときよりも高くなってしまいます。
例えば使う通信量が20GB同士の場合、楽天モバイルとauの学割適用時では1年間で3,190円ほどの差額が生まれますが月々の支払額1,958円ほどとなるためこの差額は2ヶ月ほどで埋まります。
なお家族割を適用しない場合は年間1,320円ほど負担額が上がりますが、それでも3ヶ月目には楽天モバイルの総額のほうが安価になりますよ。
学割で一時的に安くなるだけのau等よりも、楽天モバイルを契約して常時安価な料金で使ったほうが長い目で見ればお得かつ、一定の期間を過ぎて料金が変わるようなことも無いので管理が楽ですよ。
楽天モバイルを学生が使う場合の注意点は？
楽天モバイルを学生が使う場合の注意点について、解説します。
未成年でも申し込めるが、あんしんコントロール by i-フィルターの有料契約が必須
楽天モバイルはオンライン・店舗ともに18歳未満の未成年でも契約でき、店舗で契約する場合は保護者と2名で来店・それぞれの本人確認が必要となります。
そして未成年が申し込む場合は、月額330円のフィルタリングサービス・あんしんコントロール by i-フィルターの契約が基本的に必須となっていることにご注意ください。（不要申し出書を郵送すれば解除も可能・契約翌月10日までに受領できればオプション料金も発生しません）
なお、子供の本人確認書類は学生証不可となっていて、主に以下の3つのいずれかの書類を用意することでスムーズに手続きを行えます。
- マイナンバーカード
- 健康保険証＋住民票
- パスポート＋住民票
支払い方法はクレジットカードまたは銀行口座で、保護者名義のものでもOKです。
18歳未満が自分の名義で契約する際は「法定代理人同意書 兼 支払い名義人同意書」が必要ですが、こちらは公式サイトからダウンロードできます。
また、楽天IDが申し込みに必須なので持っていない場合は事前に発行しておきましょう。
通信量は自動的に上がっていく
楽天モバイルでは使った通信量に応じた月額料金を支払う仕組みで、上限3,278円とはいえ、使えば使うほど上がることになります。
3GBや20GBの料金で運用をし続けたい場合は、子供に持たせる際は使いすぎに注意させる必要があります。
自宅等ではWi-Fiスポットを使う、スマホを使える時間のルールを決めるなどして、定期的に通信量をチェックしつつ調節しましょう。
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その他、学割を提供してる格安SIMはワイモバイルやUQモバイル！
格安SIMの中にも学割を提供しているサービスがあり、主にワイモバイルやUQモバイルが対象となってきます。
どうしても学割を使ってスマホを子供に持たせたい！という場合は、検討してみてください。
学割がある格安SIMについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回は、楽天モバイルに学割があるかどうかなどについて解説しました。
ポイント
- 楽天モバイルには学割がなかったが、2024年3月12日より新たに最強青春プログラムが開始され110円分のポイント還元を毎月受けられるようになった
- 最強家族プログラムで月額110円引き、最強青春プログラムと併用可能
- 楽天モバイルは標準の状態でも月額料金が安い
- Rakuten Linkで通話かけ放題、キャリアメールも無料、SPUで楽天ポイントをお得に貯められるなどの機能・特典も満載
- 大手キャリアの学割もお得だが、期間限定なので長い目で見れば楽天モバイルの方がお得
- どうしても学割が必要なら、UQモバイルやワイモバイルを検討するのがおすすめ
楽天モバイルは学割なしのサービスでしたが、ついに開始されました。
そもそもの料金設定が安価なのでとくに損ということはありませんでしたが、毎月110円分のポイント還元を受けられるようになりいっそうお得になりました。
家族割も利用できるので、家族で楽天モバイルに乗り換えて活用してみてください。
楽天モバイルは18歳未満でも契約できるので、子供に持たせる携帯キャリアとして楽天モバイルは十分おすすめできる選択肢です。
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