イオンモバイルは、イオンが展開している格安SIMです。
イオンモバイルへ乗り換えるにあたって心配なのが、手持ちの機種が使えるかどうかや新しい端末のセット購入が可能なのかですよね。
この記事では、イオンモバイルで使える端末やセット購入できる端末について解説します。
目次
イオンモバイルで利用できる端末は?
イオンモバイルでは様々なスマホを利用することができます。
ドコモ回線とau回線を選んで契約可能で、ドコモやauの端末、そして家電量販店などで販売されているSIMフリーの端末でも動作確認が行われていますよ。
イオンモバイルではiPhone 13シリーズまでの動作確認が完了済み!
iPhoneの場合はiPhone 13シリーズまでのほとんどの機種で動作確認が行われており、ドコモ回線ではiPhone 13シリーズから初期の3GS、4、4s、5のSIMフリーモデルまで広く動作確認が行われています。
au回線ではiPhone 6s以降ならもれなく動作確認済み、6以前は6と6 PlusのSIMフリーモデルのみ動作確認が行われていますが、6シリーズはiOS 12.4.3以降で通話・通信が利用不可です。
なお、最新のiPhone 15シリーズと14シリーズは、2024年4月時点だとまだ動作確認が行われていませんでしたが、基本的には使えると思って問題ありません。
Androidスマホはあまり積極的に動作確認が行われていない
Androidスマホでの動作確認も行われているイオンモバイルですが、あまり積極的には行われていない印象です。
例えばXperiaシリーズの場合も主に古い機種ばかり動作確認が済んでいる状態で、Xperia 5 VやXperia 10 Ⅴの動作確認はされていません。
PixelシリーズもPixel 7やPixel 8など新しいシリーズは確認されていなく、GalaxyについてもGalaxy A51 5Gなど、現在販売されていない古い機種で止まってしまっています。
手持ちのAndroidスマホを使いたい場合は動作確認が行われていないケースもあるので注意が必要です。
心配な場合はネットで利用者の情報を調べてみたり、セット購入できるスマホを使ったりしましょう。
イオンモバイルはタブレットでも使える?
イオンモバイルはタブレットでもiPadを中心に動作確認が行われています。
iPadシリーズは、なぜかどの機種も2024年4月時点の最新機種まで動作確認が完了していました。
Androidタブレットは全体的に古い機種が中心で、近年発売された機種は確認されていません。
動作未確認のスマホ等を使うことはできる?
同じキャリアの回線を使っている他社格安SIMで動作確認が行われている機種ならイオンモバイルでも問題なく使えます。
しかし、動作未確認の機種をイオンモバイルで使った結果不具合などが生じても、イオンモバイル側で何か対処をしてもらうことはできないので、慎重に判断することをおすすめします。
また、イオンモバイルの公式サイトに掲載されている動作確認は、あくまで通信や通話などの「調査結果」をまとめているのみです。
動作確認済みの機種であっても、動作確認の内容を保証・サポートしているわけではありません。
イオンモバイルで取り扱い中の端末一覧
イオンモバイルでは、たくさんのスマホがセット販売されています。
他社ではあまり扱わないようなスマホも取り扱っているので、自分に合った機種を探してみてください。
イオンモバイルの端末ラインナップ(2024年4月現在) | |
moto g24 | 19,580円 |
arrows We (ドコモ版/未使用品) |
20,680円 |
AQUOS wish2 (ドコモ版/未使用品) |
21,780円 |
Redmi 12 5G 8GB/256GB | 30,580円 |
Redmi 12 5G | 29,480円 |
Redmi Note 11 Pro 5G | 22,880円 |
AQUOS wish3 | 36,080円 |
AQUOS sense8 | 59,180円 |
AQUOS sense7 | 54,780円 |
moto g13 | 19,580円 |
moto g53j 5G | 33,880円 |
Xperia Ace Ⅲ (au版/未使用品) |
18,480円 |
iPhone XS 256GB (未使用品) |
59,180円 |
1~5万円程度の機種が中心となっていて、3~4年前の古いスマホから最新のスマホまでを取り扱っています。
イオンモバイルでは、タブレットやWi-Fiルーターもセット購入できる!
イオンモバイルではスマホだけでなく、タブレットやWi-Fiルーターも販売しています。
イオンモバイルで販売されているタブレット・Wi-Fiルーター (2024年4月現在) |
|
Redmi Pad SE 4GB/128GB | 20,680円 |
Aterm MP02LN | 9,680円 |
Redmi Pad SE 4GB/128GBはXiaomi製のAndroidタブレットで、主に動画再生や電子書籍、ネットサーフィンなどに向いている並程度のスペックです。
Aterm MP02LNは小さなモバイルルーター、HT100LNは自宅に設置して使うタイプのルーターとなっています。
【2024年最新】イオンモバイルで人気のおすすめスマホ3選│価格や特徴を解説
本章では、2024年現在イオンモバイルでおすすめのスマホ端末を3つ紹介します。
- AQUOS sense8
- Redmi 12 5G
- AQUOS wish3
下記にて、それぞれの端末の特徴や価格について触れていきます。
AQUOS sense8
AQUOS sense8の特徴
- 手ブレ補正に強いカメラ
- 5,000mAhの大容量バッテリー
- バッテリーの持ちが良いディスプレイ
- マスク対応の顔認証
- すぐに決済アプリを起動できる「Payトリガー」
AQUOS sense8は、ミドルレンジモデルの国産スマホとして人気のあるAQUOS senseシリーズの最新機種です。
光学式と電子式の両方の手ブレ補正が備わっており、急なシャッターチャンスにも的確に被写体を捉えて撮影できます。
5,000mAhの大容量バッテリーに加えて、省エネ性能に定評のあるIGZO OLEDディスプレイを搭載しているため、電池持ちが良い点も魅力。
マスク対応の顔認証やすぐに決済アプリを起動できる「Payトリガー」など、日常生活でよく使う機能が快適に使える点も大きなメリットです。
Redmi 12 5G
Redmi 12 5Gの特徴
- 90Hz駆動の6.8インチディスプレイ
- 5,000mAhの大容量バッテリー
- 生活防水対応
- ブルーライト低減認証を受けたディスプレイ
Redmi 12 5Gは6.8インチの大画面ディスプレイを持つスマホです。
リフレッシュレート90Hzに対応しているので、画面の滑らかな操作性を求める方におすすめ。
バッテリーの容量も5,000mAhと大容量なので、充電切れを気にせず1日快適に使えます。※用途にもよります。
海外製のスマホでありながら生活防水に対応しているので、雨の日なども安心ですね。
ブルーライト低減認証を受けたディスプレイ搭載で、目の負担を抑えることが期待できます。
AQUOS wish3
AQUOS wish3の特徴
- デザインもスペックもシンプルなエントリーモデル
- かんたんモードやジュニアモードを搭載
- 耐衝撃に対応
- インテリジェントチャージで充電も長持ち
AQUOS wish3はデザインも性能もシンプルな、必要最低限のスマホを求める方向けのエントリーモデルです。
スマホ初心者やシニア向けの「かんたんモード」や子ども向けの「ジュニアモード」も搭載されているので、家族のスマホデビューにもおすすめ。
防水防塵だけでなく耐衝撃にも対応しているため、落としたときに壊れにくい点も魅力です。
消灯時と操作時で給電を調整、熱による負担の軽減などが可能な「インテリジェントチャージ」が搭載されているので、バッテリーの持ちにも定評があります。
イオンモバイルの端末は、他の格安SIMと比較して安い?
イオンモバイルでは様々な端末が販売されていますが、他の格安SIMと比べて安いのかは気になるところですよね。
主なスマホの機種代金を、IIJmioやmineoと比べてみました。
イオンモバイルの端末価格を他社と比較!(2024年4月現在) | |||
イオンモバイル | IIJmio | mineo | |
AQUOS sense8 | 59,180円 | 49,800円 (セール価格:33,800円) |
53,856円 |
Redmi 12 5G | 29,480円 | 27,800円 (セール価格:7,980円) |
27,720円 |
AQUOS wish3 | 36,080円 | 33,800円 (セール価格:17,800円) |
32,472円 |
比較対象とした3機種の全てでイオンモバイルが一番高額となってしまいました。
IIJmioは他社からの乗り換えを対象とした端末の割引販売に積極的で、元々の定価の時点でも割安です。
mineoはあまりセールなどを行っていない格安SIMであるものの、販売価格はイオンモバイルより安価でした。
イオンモバイルでも端末購入時に適用できるキャンペーンが行われることはありますが、1,000~5,000円相当の還元なのであまり安くならないのが難点です。
セット購入にあたってスマホを安く購入したい場合は、イオンモバイル以外の格安SIMも要検討です。
イオンモバイルでスマホをセット購入するメリットはある?
イオンモバイルでスマホをセット購入するメリットは、細かい設定が不要なことです。
イオンモバイルでは販売中のスマホにあらかじめ通信・通話のための初期設定が施されているので、すぐに利用を開始できます。
他社で売られているSIMフリースマホは基本的に新品状態なので、初期設定を自分で行わなければいけません。
故障の修理受付やわからないことの相談などのサポートをイオンの店舗で行ってもらえるので、アフターサービス重視の方にもイオンモバイルでのセット購入はおすすめですよ。
イオンモバイルでスマホ等の端末を使う際の注意事項
最後に、イオンモバイルでスマホなどを購入して使う場合の注意点を解説します。
お店ごとに取り扱う機種が異なる場合あり
イオンモバイルは全国のイオンでも取り扱われていますが、お店ごとに取り扱っている機種は異なります。
WEBからの申込みなら、在庫があれば移動の手間なく欲しい機種を購入できますよ。
店舗とWEBで値段が違う場合あり
イオンモバイルで取り扱っている端末は、店舗とWEBで販売価格が異なっている場合があります。
安く端末を入手したい場合はWEB上での値段を確認しつつ、イオンの店頭での価格も念のためチェックしてみましょう。
キャリアスマホを使う際はSIMロック解除が必要な場合あり
2021年10月以降に発売された機種とiPhone 13シリーズはSIMロックが原則禁止されているため特に何か対応は不要ですが、それ以前のキャリアで販売された端末を、購入したキャリア以外の回線で使う際はSIMロックを解除しなければいけません。
SIMロック解除はMy docomoやMy au、My Softbankで行えます。
また、auのスマホはiPhone 6s~7シリーズなど一部の機種だとau回線で使う場合もSIMロック解除が必要となることにご注意ください。
キャリアのAndroidスマホを販売されていた以外の回線で使う場合は、電波の相性が悪いことも
キャリア販売のAndroidスマホは、他のキャリアで使われる電波にしっかり対応していないケースもしばしばあります。
対応する電波と使われる電波が合っていない機種だと、電波が弱くなったり圏外になったりする場所が多くなりやすいことにご注意ください。
iPhoneはどこで買ってもドコモ・au・ソフトバンク回線にしっかり対応しているので、SIMロックさえ解除していれば大丈夫です。
他社で購入したスマホを使う場合はイオンモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧」をチェック!
イオンモバイル以外で購入したスマホをイオンモバイルでそのまま使う場合、まずは動作確認を行いましょう。
イオンモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧」にて、現在自分が使用中の機種の名前やメーカー、購入元キャリアを入力しましょう。
使えるかどうかすぐに調べられるので、契約する前に必ず確認することをおすすめします。
端末のみ購入は可能だがクレジットカードが必須
イオンモバイルでは回線なしで端末のみの購入も可能です。
しかし、回線契約・スマホセット契約の時と同じくクレジットカードが必須となるので注意してください。
また、分割で購入することも可能ですがイオンカード以外のクレジットカードだと金利が発生します。
無金利で分割購入をしたいのであれば、イオンカードを利用しましょう。
イオンモバイルで開催中のキャンペーン(2024年4月現在)
イオンモバイルでは現在、条件を満たすことで最大11,000WAONポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
他社から乗り換えで支払いをイオンカードに設定すると、まず6,000WAONポイントもらえます。
さらに対象機種を購入すると別途5,000WAONポイントもらえるので、合計で11,000WAONポイントに。
キャンペーンの詳細は下記記事でも解説しているので、ぜひチェックしてください。
まとめ
今回は、イオンモバイルの動作確認状況や販売されているスマホについて解説しました。
イオンモバイルではiPhone 13シリーズなど、様々な機種で動作確認が行われています。
ただし、iPhone 14以降のiPhoneは未確認だったり、Androidだと動作未確認の機種が多かったりすることにご注意ください。
イオンモバイルでは様々なスマホをセット販売していて、端末は初期設定済みで手軽に使い始められる仕様です。
お店でのサポートも受けられるので、スマホを安心して使いたい場合はセット販売の機種を購入するのもおすすめですよ。