その代わりに新しいサービスが始まったから紹介するね!
2022年11月16日より、ソフトバンクは学割の代わりとなる新サービス「スマホデビューキャンペーン」の受付を開始しました。
「スマホおトク割」「20GBデビュー割」という2種類のキャンペーンがあり、5〜22歳の方であれば機種代金と基本料金のダブル割引が受けられます。
とはいえ、新しい割引サービスということもあり、「どれくらい安くなるのかな?」「どうすれば割引を受けられるんだろう?」と気になることも多いでしょう。
そこで今回は、ソフトバンクが提供する実質的な学割「スマホデビューキャンペーン」について詳しく解説します。
ソフトバンクに興味があり、「新しいスマートフォンを安く手に入れたい!」「出来るだけ通信料を抑えたい!」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
2023年5月31日をもって「スマホおトク割」および「20GBデビュー割」の受付は終了しています。
以下は過去のキャンペーン内容を含みます。
目次
ソフトバンクの学割①スマホおトク割でiPhoneなどが割引に!
冒頭で紹介したように、ソフトバンクは学割の代わりとなる新サービス「スマホデビューキャンペーン」を開始しました。
本サービスには「スマホおトク割」「20GBデビュー割」という2種類のキャンペーンがあるので、それぞれ詳しく解説していきます。
まずは、「スマホおトク割」の特典内容や対象期間から見ていきましょう。
スマホおトク割の特典内容・対象期間
ココに注意
5月31日で終了しています。
「スマホおトク割」は、ソフトバンクで購入できるスマートフォン全機種が10,080円割引となるキャンペーンです。(キッズフォン、Windows Mobileは対象外)
5〜22歳の方を対象とした「機種代金の割引キャンペーン」で、後述する簡単な条件をクリアすればお気に入りのスマートフォンを安く購入できます。
キャンペーンの対象期間は5月31日までとなっているため、ソフトバンクでスマートフォンを購入する予定の方は、早めに申し込むことをおすすめします。
スマホおトク割の適用条件
スマホおトク割を利用するためには、以下の2つの適用条件を満たす必要があります。
スマホおトク割の適用条件
- 申し込み時点で使用者の年齢が5〜22歳であること
- 受付期間中に「スマホおトク割」に申し込み、48回分割払いで対象機種を購入すること
適用条件は至ってシンプルで、5〜22歳の方が対象のスマートフォンを48回分割払いで購入すれば、機種代金が10,080円値引きされます。
48回払いという指定があり、24回に分けて割引される仕組み(420円×24回=10,080円)となっているため、一括払いや24回払いの場合はキャンペーンが適用されません。
ただし、ソフトバンクのオンラインショップで購入する場合、一括払いでの購入もキャンペーン対象になります。(「店舗受け取りサービス」を利用する場合を除く)
ソフトバンクの学割②20GBデビュー割でスマホデビュー時の料金プランが割安に
続いて、ソフトバンクのもう1つの実質的な学割「20GBデビュー割」について解説していきます。
先ほど紹介した「スマホおトク割」とは全くの別物なので、この機会にキャンペーン内容の違いを把握しておきましょう。
20GBデビュー割の特典内容・対象期間
ココに注意
5月31日で終了しています。
「20GBデビュー割」は、ソフトバンクが提供する20GBプラン「スマホデビュープラン+ベーシック」の月額料金が1年間1,650円割引となるキャンペーンです。
5〜22歳の方を対象とした「料金プランの割引キャンペーン」で、通常であれば月額3,916円かかるところ、「1年おトク割+」との併用で対象期間中は月額1,078円で利用できます。
以下、キャンペーンの仕組みを早見表で紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
料金の内訳 | |
スマホデビュープラン+ベーシック(20GB) | 3,916円/月 |
20GBデビュー割 | -1,650円/月×12ヶ月 |
1年おトク割+ | -1,188円/月×12ヶ月 |
割引適用後(2〜13ヶ月目)の月額料金 | 1,078円/月 |
14ヶ月目以降の月額料金 | 3,916円/月 |
スマホおトク割と同様に、20GBデビュー割も対象期間が5月31日までとなっていますが、オンラインから申し込む場合は5月20日21時が期限となっているので注意しましょう。
1年間の限定キャンペーンとはいえ、格安SIMよりも安い料金で20GBが使えるようになるので、お得に大容量プランを利用したい方は今がチャンスですね。
なお、2年目以降は「20GBデビュー割」と「1年おトク割+」が適用されないため、通常料金の3,916円になります。
20GBデビュー割の適用条件
20GBデビュー割を利用するためには、以下の2つの適用条件を満たす必要があります。
20GBデビュー割の適用条件
- 申し込み時点で使用者の年齢が5〜22歳であること
- 受付期間中に「20GBデビュー割」に申し込み、「スマホデビュープラン+ベーシック」に新規加入すること
20GBデビュー割の適用条件もシンプルで、5〜22歳の方が「スマホデビュープラン+ベーシック」に加入するだけです。
割引額が大きいだけでなく、キャンペーン適用のハードルが低いのも魅力的なポイントと言えます。
ちなみに、5〜22歳の人なら学生じゃなくても割引は適用されるよ!
ソフトバンクの学割を利用する際の注意点
非常にお得感のあるソフトバンクの学割(スマホデビューキャンペーン)ですが、注意すべきポイントが3つほどあります。
ココに注意
- 学割は翌月から適用される
- 学割終了後は通常のプラン料金になる
- 学割と併用できない特典が一部ある
利用してから「こんなはずじゃなかった...」と後悔しないためにも、この機会にきちんと理解しておきましょう。
注意点①20GBデビュー割は翌月から適用される
ソフトバンクの学割の1つ「20GBデビュー割」は、申し込みをした月(請求月)ではなく、2ヶ月目(翌請求月)から1年間の割引が適用されます。
早見表を用意しましたので、そちらを見ながら割引の適用タイミングや金額を確認していきましょう。
料金の内訳 | |
スマホデビュープラン+ベーシック(20GB) | 3,916円/月 |
20GBデビュー割 | -1,650円/月×12ヶ月 (適用期間:2〜13ヶ月目) |
1年おトク割+ | -1,188円/月×12ヶ月 (適用期間:2〜13ヶ月目) |
割引適用後(2〜13ヶ月目)の月額料金 | 1,078円/月 |
14ヶ月目以降の月額料金 | 3,916円/月 |
上記のように、学割の「20GBデビュー割」に加えて、「1年おトク割+」も2ヶ月目からの適用になるので注意が必要です。
注意点②割引の終了後は通常のプラン料金になる
ソフトバンクの学割には対象期間が設けられているため、一定期間が過ぎれば通常のプラン料金になります。
今回のキャンペーンで言えば、料金プランが割引となる「20GBデビュー割」が該当し、具体的な金額は以下のとおりです。
スマホデビュープラン+ベーシック(20GB)の料金 | |
通常のプラン料金 | 3,916円/月 |
割引適用後(2〜13ヶ月目)の月額料金 | 1,078円/月 ※上記は「1年おトク割+」の割引も含む金額 |
14ヶ月目以降の月額料金 | 3,916円/月 |
ちなみに、ソフトバンクが提供する「スマホデビュープラン+」には「ベーシック(20GB)」と「ライト(4GB)」の2種類があり、途中でプランを変更することができます。
ただし、ベーシックからライトに変更した場合、「20GBデビュー割(1,650円/月割引)」の適用が解除されてしまうことも頭に入れておきましょう。
注意点③学割と併用できない特典が一部ある
ソフトバンクの学割を利用すれば、機種代金や通信料を大幅に節約できますが、一部の特典が使えなくなってしまうので注意が必要です。
以下、学割と併用できない主な特典をリストアップしていますので、忘れそうな方はメモを取っておきましょう。
ソフトバンクの学割と併用できない特典 | |
スマホおトク割 | 3G買い替えキャンペーン |
20GBデビュー割 | おうち割光セット、長期継続特典、ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典(特典B)など |
スマホおトク割に関しては、併用できないのが「3G買い替えキャンペーン」のみなので、ほとんどの方は問題なく割引が受けられるでしょう。
対して、20GBデビュー割は「おうち割光セット」や「長期継続特典」など一緒に使えないサービスが多いため、どのパターンが1番お得になるのか比較検討する必要があります。
また、これから提供が開始される新しい特典も学割と併用できない可能性があるため、よく内容を確認した上で申し込むようにしてくださいね。
ソフトバンクの学割を申し込む方法
特典内容や注意点を紹介したところで、ソフトバンクの学割の申し込み方法について解説していきます。
これと言って難しい作業はなく、以下の2つのステップをこなせばソフトバンクの学割が利用可能です。
ソフトバンクの学割の申し込み手順
- 必要書類を用意する
- ソフトバンクショップで手続きをする
それでは、具体的に何を用意すれば良いのか、どこで手続きをすれば良いのかを確認していきましょう。
手順①必要書類を用意する
ソフトバンクの学割を利用するためには、以下のような書類が必要になります。
申し込み時に必要な書類
- 契約者の本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 使用者の年齢確認書類(運転免許証、パスポート、学生証など)
- クレジットカードまたは通帳&印鑑・キャッシュカード
学割をはじめ、キャリアサービスに申し込む際は「本人確認」が必要になります。ですので、「運転免許証」や「マイナンバーカード」などソフトバンクが指定する本人確認書類を用意してください。
加えて、「スマホおトク割」や「20GBデビュー割」は5〜22歳の方を対象としたキャンペーンなので、使用者の年齢がわかる書類も必要になります。学割を利用する方が学生であれば、「学生証」や「生徒手帳」でも問題ありません。
また、サービス料金の支払いをカードで済ませたい方は「クレジットカード」を、口座振替を使いたい方は「通帳&印鑑」や「キャッシュカード」など口座名義と口座番号がわかるものを用意しましょう。
手順②ソフトバンクショップで手続きをする
申し込み時に必要な書類を用意したら、後はソフトバンクの実店舗やオンラインショップから手続きを済ませるだけです。
受付期間中に申し込みを行い、「スマホおトク割」は対象端末を48回分割払いで購入、「20GBデビュー割」はスマホデビュープラン+ベーシックに加入すれば割引が適用されます。
手続きに不安がある方や特典について気になることがある方は「実店舗」を、Webでの手続きに慣れている方は「オンラインショップ」を利用すると良いでしょう。
なお、5〜22歳の方がソフトバンクの直営店で手続き(対象端末の購入と新規の回線契約)をすると、機種代金が32,064円も値引されます。(スマホおトク割+店頭特別割引=32,064円割引)
対象店舗は限られますが、よりお得にスマートフォンを手に入れたい方は、以下のソフトバンクショップの利用を検討してみましょう。
店頭特別割引が受けられるソフトバンクショップ直営店
- ソフトバンク銀座
- ソフトバンク表参道
- ソフトバンク渋谷
- ソフトバンク六本木
- ソフトバンク仙台クリスロード
- ソフトバンク名古屋
- ソフトバンクグランフロント大阪
また、ソフトバンクのオンラインショップで手続き(対象端末の購入と新規の回線契約)をする場合は、機種代金が最大31,680円割引になります。(スマホおトク割+U22 Web割=最大32,064円割引)
ソフトバンクの学割と併用出来るキャンペーンは?
ソフトバンクの学割が気になったのなら、併用できるキャンペーンもチェックしておきましょう。
様々な種類のキャンペーンがあるため、本記事では学割と併用できるお得なキャンペーンを2つ紹介します。
ソフトバンクの学割と併用できるキャンペーン
- 新みんな家族割
- 新トクするサポート
上記のキャンペーンを利用すれば、機種代金や通信料の大幅な節約に繋がります。それでは、各キャンペーンの詳細を確認していきましょう。
新みんな家族割は家族で使うことで料金を割引にできるのが魅力!
「新みんな家族割」は、対象プランに加入しているソフトバンクユーザーが、同一の「家族割引」グループに加入することで定額料金の割引が受けられるサービスです。
本サービスの割引額は、加入している料金プランと利用人数(回線数)によって異なります。割引対象になる料金プランと利用人数による割引額は以下のとおりです。
割引対象プラン | 利用人数1人 | 利用人数2人 | 利用人数3人 | 利用人数4人以上 |
データプランメリハリ無制限 | 0円 | 600円割引 | 1,210円割引 | - |
データプランメリハリ | 0円 | 550円割引 | 1,650円割引 | 2,200円割引 |
データプラン50GB+ | 0円 | 550円割引 | 1,650円割引 | 2,200円割引 |
データ定額50GBプラス | 0円 | 550円割引 | 1,650円割引 | 2,200円割引 |
データ定額50GB | 0円 | 1,650円割引 | 1,980円割引 | 2,200円割引 |
ご覧のように、新みんな家族割を利用すると最大2,200円の割引が受けられ、その場合は年間26,400円の節約に繋がります。
さらに適用条件が「対象プランと家族割引に加入するだけ」とハードルが低いところも嬉しいポイントです。
なお、割引対象にはなりませんが、以下の料金プランは利用人数(回線数)にカウントされるため、対象者の割引額アップに繋がります。
家族の回線数にカウントされるプラン(割引対象プランを除く)
- データプランミニフィット+
- データプランミニフィット
- データプランミニ
- データプラン20GB(スマホ)
- データプラン4GB(スマホ)
- データプラン4GB(ケータイ)
- データプラン3GB(スマホ)
- データプラン3GB(ケータイ)
- データプラン100MB
- データ定額ミニモンスター
- データ定額スマホデビュー
新みんな家族割を利用すれば、個人だけでなく家庭の通信費の節約に繋がるので、対象の方がいる場合は積極的に活用しましょう。
あと、同じ家に住んでいればパートナーとか友人でもOKだから、家族で暮らしていない人にもおすすめだね!!
新トクするサポートは2年後の返却で端末代をお得にできる!
「新トクするサポート」は、対象機種を48回分割払いで購入し、25ヶ月目以降に端末を返却することで残りの支払いが免除されるというお得なサービスです。
最大24回分の支払いが不要になるため、お気に入りのスマートフォンやタブレット、スマートウォッチを半額で購入できます。
日本で人気が高い「Apple製品」も対象になっており、最新のiPhone14も半額(140,400円→72,600円)で購入可能です。
機種代金を大幅に節約できることはもちろん、分割払いによって毎月の支払い負担を抑えられるのも新トクするサポートの魅力と言えます。
「スマートフォンは大体2年で買い替える」「新しい機種に変えたいけど、値段が高くてなかなか買えない」という方に、本キャンペーンは非常におすすめです。
ソフトバンク・ドコモ・auの学割を比較
ここまで「ソフトバンクの学割」について解説してきましたが、ドコモやauの学割との違いが気になっている方も多いでしょう。
そこで、本章ではソフトバンク・ドコモ・auの学割の違いを簡単に解説します。
前提として、ドコモやauも「学割」という名前が付くキャンペーンは行っていません。しかし、ソフトバンクと同じく実質的な学割を実施しているので、早見表で紹介します。
キャリア | キャンペーン名 | 特典内容 |
ソフトバンク | スマホおトク割 (対象年齢:5〜22歳) |
対象機種を10,800円割引 |
20GBデビュー割 (対象年齢:5〜22歳) |
20GBプランの月額料金を1年間1,650円割引 | |
ドコモ | ドコモ青春割 (対象年齢:22歳以下) |
・5Gギガホプレミアの月額料金が3ヶ月間3,839円割引 ・ギガホプレミアの月額料金が3ヶ月間3,740円割引 |
au | auスマホ応援割 (対象年齢:22歳以下) |
対象機種を最大10,120円割引 |
スマホスタート応援割 (対象年齢:22歳以下) |
スマホスタートプラン5G/4Gの月額料金が1年間1,650円割引 |
ざっくり紹介しましたが、2023年5月時点ではソフトバンクとauは「機種代金と料金プランの割引」を、ドコモは「料金プランの割引」のみを実施しています。
新しいスマートフォンを購入したい方は、機種代金の割引が受けられるソフトバンクやauを検討してみましょう。どちらも学割による値引き額がほぼ同じで、さらに他のキャンペーンと併用できるため、よりお得にスマートフォンを購入できます。
料金プランの割引を受けたい方も、ソフトバンクやauを利用するのがおすすめです。割引適用期間が1年間と長いですし、大容量の20GBプランを1,000円程度で利用できるので、通信料の大幅な節約に繋がります。
とはいえ、キャリアを選ぶときはサービス料金や通信品質、サポート体制など総合的に判断することが大切です。その点を踏まえて、自身に合ったキャリアを選んでみてくださいね。
まとめ:ソフトバンクの学割を使えば機種代金や通信料を大幅に抑えられる!
今回は、ソフトバンクの実質的な学割「スマホデビューキャンペーン」について解説しました。
改めてソフトバンクの学割のポイントを簡単にまとめてみます。
ポイント
- ソフトバンクの学割には機種代金割引の「スマホおトク割」、料金プラン割引の「20GBデビュー割」の2種類がある
- 適用条件さえ満たせば学生でなくても割引が適用される
- 「スマホおトク割」は翌月からの適用で、キャンペーン期間が終了すれば通常のプラン料金に戻る
- 一部学割と併用できないキャンペーンがあるので注意が必要
- 「新みんな家族割」や「新トクするサポート」などを併用すれば、より機種代金や通信料を抑えられる
大手キャリアということもあり、ソフトバンクの学割は値引き額が大きいです。さらに割引適用のハードルが低いので、多くの方におすすめできるキャンペーンと言えます。
また、学割と他のキャンペーンを併用すれば、より機種代金や通信料を抑えることが可能です。節約意識が高いキャリアユーザーにとって、ソフトバンクは有力候補になるでしょう。
「そろそろ端末を買い替えたいけど、値段が高くて買う気にならない」「大手キャリアの安定したサービスを安く使いたい」という方は、ぜひソフトバンクをチェックしてみてくださいね。