ビックカメラでは、IIJmioとほとんど同じサービス内容の格安SIM「BIC SIM(ビックシム)」が展開されています。
ビックカメラの店頭で「スマホ代安くなりますよ」と足を止められた方も多いのではないでしょうか?
でも実際、IIJmioとBIC SIMって非常に分かりにくくないですか?
大体「サービス同じなら名前も同じでいいじゃん」って感じですよね?(笑)
ということでこの記事では、IIJmioとBIC SIMの違いを詳しく解説します。最後まで読めば違いを理解し、あなたにとってどちらを選ぶべきかもわかるので、参考にしてくださいね。
目次
IIJmioとBIC SIMの違いは無料WiFiスポットが付いているかいないかのみ!
格安SIMのIIJmioとBIC SIMを比較すると、ほとんどの仕様は同じです。
両者における唯一の、そして大きな違いと言えるのは、BIC SIMなら「ギガぞう」という無料Wi-Fiスポットサービスがおまけで付いていることです。
ギガぞうではアプリのインストールと設定をしておけば、対象のWi-Fiスポットへ自動的に接続できるので、データ通信量の削減ができますよ。
注意!ギガぞう不要で使える無料Wi-Fiスポットはたくさんある
ギガぞうがあれば「Wi2 300」と提携しているWi-Fiスポットを利用できますが、そもそも日本では、町中にたくさんの無料Wi-Fiスポットがあります。
- ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニ
- イトーヨーカドー、イオンなどのスーパー
- 駅
- ドトール、スターバックスなどの喫茶店
- ゲオなどのDVDレンタル店
以上のように、無料Wi-Fiスポットを展開しているお店はたくさんあるので、実はBIC SIMのギガぞうが使えなかったところでそこまで大きな差が生じているとは言えないのです。
また、現在大手キャリアを契約している方はイメージしやすいかもしれませんが、自動で繋がる無料WiFi(ソフトバンクWiFiスポットなどなど)ほど面倒臭いものってなくないですか?
「なかなか繋がらない」と思ったら、実は勝手に設定されてWiFiに接続されていた!なんて経験がある方も多いでしょう。
その点を考慮しても、個人的にはギガぞうのメリットはそこまでないかなと思います。
料金プランやオプション等は全部同じ!SIMカードの種類も変わらずeSIMも使える
IIJmioとBIC SIM料金プランは完全に同じです。
例えば2GB850円などの格安料金でスマホが使えます。
BIC SIMはIIJmioを展開しているIIJが手がけていることもあって、2~50GBの8種類でプランが展開されています。
SIMカードについてもIIJmioと同様に通常のSIMカードかeSIMまで選べます。
eSIMならSIMカードの発送がないので申込みからの開通までがスムーズ、ドコモ回線のデータSIMなら2GB440円など料金的にもかなり安いですよ。
また、キャンペーン特典も同じ場合がほとんどです。
実は、IIJmioをウェブ経由で契約する場合は他にも様々なキャンペーンが適用できます。詳しくはこの記事内で後ほど解説するので、併せてご覧ください。
もちろん通信の安定性やスピードも同じ!APN設定の追加項目すら変わらない
IIJmioもBIC SIMもドコモ回線とau回線を選んで契約できる仕組みで、通信の安定性やスピードに違いはありません。
IIJmioの速度が遅くなれば同時にBIC SIMも低速になりますし、反対にIIJmioで高速通信ができる時間帯ならBIC SIMも同様に高速です。
実はAPN設定という、格安SIMを利用するために追加が必要な設定の項目さえもIIJmioとBIC SIMは共通しているんです。
結局IIJmioとBIC SIMどっちを契約すべき?|キャンペーン内容やギガぞうが必要かどうか踏まえて検討!
IIJmioとBIC SIMのどちらを選ぶか迷っている場合は、IIJmioをウェブ契約するのが最もおすすめな選択肢です。
IIJmioは申し込み時に適用できるキャンペーンが充実しているため、総合的にはBIC SIMよりお得となるんですね。
ここからは、なぜBIC SIMよりIIJmioのウェブ契約がおすすめであるかを解説します。
ウェブ申し込みが問題なく、キャンペーンでお得に契約したいならIIJmio!
IIJmioはウェブ契約によりたくさんのキャンペーンが適用でき、よりお得に申し込めます。
ウェブ申し込みの場合は、限定タイアップキャンペーンから申し込むことによって、限定特典を受け取ることが出来ます(特典内容は時期によって異なります)。
こちらは当サイトがIIJmioさんのご協力のもと行なっているタイアップキャンペーンなので専用ページ以外からの申し込みでは適用されません。
そうなんです。タイアップキャンペーンは現行のキャンペーン特典と合わせて受け取ることができるため、結果タイアップキャンペーンを利用したウェブ契約が最もお得になるんです。
さらにさらに、ウェブの場合は端末を購入する際に「端末保証オプション」に加入すれば、オプション料金月額418円も最大2ヶ月間無料になります。
さらに、IIJmioでスマホをセット購入したい場合もウェブ契約となります。店頭ではスマホの販売はされていませんのでご注意くださいね。
ということで、充実したキャンペーン特典を活用したい方、保証をしっかりつけたい方、スマホをセット購入したい方にはBIC SIMよりもIIJmioがおすすめですね。
WiFiスポット「ギガぞう」に魅力があって、店舗契約が安心ならBIC SIM
一方、BIC SIMがおすすめなのは、
- ギガぞうを活用したい方
- どうしても当日中に乗り換えを完了させたい方
といえるでしょう。
中には「ギガぞう」でしかWi-Fiスポットを使えない飲食店などのお店もあるので、対象の店舗に行く機会が多い人はギガぞうがあったほうが、外出先での通信量を節約できてお得でしょう。
そして、BIC SIMはビックカメラなどの対象店舗で即日開通ができます。
対象店舗に足を運んですぐに乗り換えたい方は、特典はIIJmioより減ってしまうデメリットはありますが、BIC SIMを検討してみるのもありかと思いますよ。
BIC SIMだとサポートのお問い合わせ先が紛らわしく、面倒なことも…。
ちなみに、多少余談にはなりますが…
BIC SIMではお問い合わせ先が紛らわしくなるデメリットもあります。
BIC SIMで契約したからといって、ビックカメラでサポートしてもらえるかと思いきや…BIC SIMのお問い合わせ先も本家のIIJmioとなります。
ただ、BIC SIM契約の場合、IIJmio側から「契約したお店にお問い合わせください」「契約時の状況がわからないので、お答えしかねる」などといった対応を受けてしまう可能性があります。
実際、私の友人はBIC SIMで契約をしたところ、ビックカメラとIIJmioのお問い合わせ窓口をたらい回しにされてしまったとか…。
その点、本家IIJmioの契約であれば、たらい回しにされるリスクもありませんし、お問い合わせ先も1つなので分かりやすいですよね。
IIJサポートセンター
0570-09-4400(みおふぉんダイアルでは03-5205-4400)
受付時間9:00~19:00
BIC SIMカウンターはビックカメラのどこにあるの?
ここまでIIJmioとBIC SIMを比較してきて「色々メリットデメリットはわかったけど、やっぱBIC SIMがいい」と感じた方。
BIC SIMの申し込みができるBIC SIMカウンターは、主にビックカメラのスマートフォンコーナーなどにあります。
なお、ビックカメラだけでなく、コジマやソフマップにもBIC SIMカウンターが設置されている場合もあります。
BIC SIMを契約する際はBIC SIMカウンターに行き、回線の申し込み・契約をしたいと店員さんに伝えてくださいね。
IIJmioとBIC SIM間で乗り換えは出来ない|ほぼ違いがないサービスであるため!乗換方法の裏技を紹介
料金プランから速度まで全てが同じIIJmioとBIC SIMですが、「ギガぞう」が無料で使える点が魅力でIIJmioからBIC SIMに乗り換えたいと思う方もいらっしゃるかと思います。
ただし、残念ながらIIJmioからBIC SIMへの乗り換えは出来ません。
どうしても無料で「ギガぞう」を使いたい場合は少し強引ですが、一度mineoなど他の格安SIMに乗り換えをしたあと、さらにBIC SIMへ乗り換えをすれば使えるようになります。
まとめ
いかかでしたか。
この記事ではIIJmioとBIC SIMの違いについて解説しました。
ポイント
- IIJmioとBIC SIMの大きな違いはWi-Fiスポットサービス「ギガぞう」の有無
- IIJmioではギガぞうが使えないが、町中にはたくさんのWi-Fiスポットがあるのでなくても基本的には大丈夫
- IIJmio本家ならタイアップキャンペーンも活用できる
- BIC SIMカウンターはビックカメラやコジマなどの店舗にあり、即日開通にも対応する
- IIJmioとBIC SIM間の乗り換えはできない
こうしてみると、IIJmioとBIC SIMには重要な違いがいくつかあることが分かりますよね。
キャンペーンを利用してお得に契約したい方はIIJmioのウェブ契約、店舗で即日開通をさせたい方やギガぞうに魅力を感じる方はBIC SIMを検討してみましょう。
契約内容や通信速度関してはどちらも変わりませんのでその点はご安心くださいね。
なお、BIC SIMについてもう少し詳しく知りたい、という方には以下の専用記事も用意してるので、是非併せてご覧になってください。