スマホの乗り換えをする時にアプリがこれまで通り使えるかどうかって気になりますよね?特に乗り換え先が格安SIMだとアプリがきちんと使えるか不安という方は多いでしょう。
また、LINEがちゃんと引き継げるか心配…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も初めてIIJmioへ乗り換えた時は同じ不安を抱いていました。スマホのアプリがちゃんと使えなくなるくらいなら乗り換えなんてしたくない!と考えていたんですね。
でも、実際に乗り換えてみて「IIJmioだからアプリが使えなくなるなんてことは全くない」ということに気づいたんです。
ただし、乗り換える際にスマホも機種変更する場合はいくつか注意が必要になる部分も出てきます。
ということでこの記事では、IIJmioへ乗り換えてから今まで使っていたアプリを使えるかどうかについて、詳しく解説します。
IIJmioへの乗り換えを考えている方は、乗り換え前にぜひ参考にしてくださいね。
目次
結論:IIJmioの最新プランでも今まで通りアプリは使える!
結論から言うと、IIJmioでもスマホのアプリの大部分は問題なく使えます。
- LINE
- メール
- 電話
- パズドラ、モンストなどのゲームアプリ
以上のようなアプリは、軒並み今までどおり利用可能です。
ただし、いくつか条件が変化する場合は状況が変わってくることもあるので、注意が必要です。
例えば、
- スマホの機種変更を伴う乗り換え
- 「新規契約」で電話番号が変わる時
などは動作状況が変化することもあります。
まずはIIJmioへの乗り換えによるアプリの対応状況の変化を詳しく解説するので、ご覧ください。
IIJmioで手持ちのスマホを使うなら、アプリはそっくりそのまま
IIJmioへ乗り換える際、端末が今までと同じまま(SIMカードのみが変更になる)なら、アプリはそっくりそのままです。
LINEなどで設定をし直す必要もなし、アプリの動作も何も変わりません。
一つだけ注意が必要なのは、IIJmioは、ドコモやauといったキャリアに比べると、お昼などの混雑時に速度が下がってしまいがちであることです。
ゲームアプリを起動して追加データをダウンロードしたり、アプリを更新したりする時は、今までより時間がかかることもあります。
必要に応じてデータダウンロードの時間をずらしたり、Wi-Fiスポットに接続したりして対応しましょう。
購入するスマホのスペックによっては、サクサク使えないアプリもある
IIJmioへ乗り換える際に新しいスマホへ機種変更する場合は、スマホのスペックによってはアプリの動作が重くなります。
スペックが抑えめな端末を購入した場合は、次のような場面で動作に違和感を覚えるかもしれません。
- 推奨スペックが高めな最新ゲームアプリを遊ぶ(ボタンの反応などが遅くなったり、動きががたがたしたりする)
- アプリのアイコンをタップしてから起動するまでの時間(スペックが低いと少し待ち時間が長くなる)
- 複数のアプリを切り替えながら同時に使う(切替時に動作が重くなるなど)
例えば今までGalaxy S9などを使っていた人が2万円台で買えるP30 liteに乗り換えた場合は、CPU性能が下がるので、ゲームアプリの動作などを重く感じる可能性があります。
特にゲームアプリでよく遊ぶ方は、できるだけスペックが高めな端末を購入した方が動作の満足度は高くなります。
iPhoneからAndroidスマホに機種変更などOSの違いによって使えないアプリもある
IIJmioへ乗り換える際にiPhoneからAndroidスマホなど、搭載されているOSの異なる機種へ変更した場合、今まで使っていたアプリが使えなくなる可能性があります。
アプリの中にはiPhoneのOSでしか使えないもの、AndroidスマホのOSでしか使えないものがあります。
そのため、OSの異なる機種へ変更する際は自分の使っているアプリが問題なく利用できるかどうか事前に確認することをおすすめします。
アプリに電話番号を登録している場合、番号が変わった場合は変更を忘れずに!
IIJmioへ乗り換える際に電話番号を引き継がず、新しい電話番号に変わった場合は、一部アプリで登録している番号を変更する必要があります。
変更を忘れると、アプリ側からの連絡やSMS認証手続きなどを行えなくなり、将来的にアプリが使えなくなるかもしれません。
IIJmioのアプリ、My IIJmioでできること|速度の切り替えやプラン変更などが可能
IIJmioではMy IIJmioという公式アプリも提供中です。
My IIJmioでは現在残っている通信量を確認できたり、プラン変更などの手続きをすぐに行えたりしますよ。
便利に活用できるアプリなので、IIJmioを契約したら忘れずインストールしておきましょう。
IIJmioのアプリではウィジェット機能が未実装
My IIJmioアプリでは、残念ながらウィジェット機能がありません。
ウィジェット機能があればホーム画面などに通信量の残りの表示ができたり、速度の切り替えをホーム画面からボタン一つで行えたりして便利になると考えられます。
将来的なウィジェット機能の実装に期待したいですね。
LINEの年齢認証はIIJmioでも可能に!
以前まではIIJmioで年齢認証ができなかったため不便でしたが、現在では利用できます。
格安SIMで利用できるのは非常にありがたいですよね。
年齢認証以外にもLINEの友だち追加方法はある!
LINEには他にも友だちを追加する方法があります。
- LINEアプリから、友だち追加用のQRコードを発行・メール等で送る
- 友だちと直接会った時に、「ふるふる」機能で追加する
- メールから招待で追加する
ID検索は確かに手軽ですが、他の友だち追加方法も、一度覚えてしまえばそれほど手間はかかりません。
今後IIJmio利用中に機種変更をして、LINEのID検索が使えなくなったら、他の方法で友だちを追加しましょう。
IIJmioのLINEデータを引き継ぎする手順
IIJmioへの乗り換えにおいて、今のスマホを使い続けるか・別のスマホに変えるかによって、LINEデータの引き継ぎで必要な手順が少し違います。
それぞれ解説します。
使用中のスマホにSIMを挿す場合
現在使用中のスマホにIIJmioのSIMカードを挿す場合なら、特別な手続きや設定は必要ありません。
IIJmioのSIMカードを挿すだけで、友だちやメッセージな等をすべて残したままLINEを使えるようになります。
SIMの変更とスマホの機種変更をする場合
SIMの変更と一緒にスマホの機種変更をする場合、アカウントの移行手続きが必要です。
アカウントの移行は以下の手順で進めます。
- LINEの「設定」(歯車マーク)を開き、「アカウント」を選択
- 「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」を設定 ※過去に済ませている場合は不要
- 「設定」に戻り、「アカウント引き継ぎ」を選択
- 「アカウントを引き継ぐ」をオンに
- 24時間以内に新しい端末でLINEアカウントにログイン
- 旧端末で登録したメールアドレスとパスワードを入力し、その後電話番号の登録、SMSに書かれた認証番号を入力
なおトークの引き継ぎは、上記のアカウント移行だけではできません。
トークも引き継ぎたい場合は、アカウント移行の前にトーク履歴のバックアップも必要です。
IIJmioでは、キャリアメールが使えないので要注意!
IIJmioに乗り換えてからもメールアプリを使えますが、キャリアメールはキャリア解約と同時に使えなくなります。
- ドコモメール(@docomo.ne.jp)
- auのキャリアメール(@au.com、@ezweb.ne.jp)
- SotBankメール(@softbank.ne.jpなど)
上記のアドレスを使っていた方は、今後はGmailやYahoo!メールなどの無料で使えるメールアドレスを使いましょう。
IIJmioへの乗り換え前にメールアドレスを取得して、メールでやり取りしている知人などへ伝えておいてくださいね。
有料になりますがキャリアメールの持ち運びサービスが始まっています。今のメールアドレスをこのまま使い続けたい人は是非チェックしましょう。
IIJmioの特徴・おすすめポイントまとめ|ギガプランは料金が格安!
IIJmioはドコモ回線とau回線から好きなものを選んで契約できる格安SIMです。
最後にIIJmioのおすすめポイントをまとめます。
なお、具体的な乗り換え方法が知りたい方は下記記事を参考にしてください。
IIJmioのギガプランは8種類のデータ容量で展開!
IIJmioではギガプランが展開中、2GBから50GBまでの容量から選べます。
IIJmio 「ギガプラン」概要 | ||||||||
月額基本料 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
低速時速度 | 300Kbps | |||||||
通話料 | 11円/30秒 | |||||||
データ繰り越し | ◯ | |||||||
5G対応 | ◯ |
5GB使えて1,000円以下という価格設定は非常に安価ですよね。
以前のプランでは3GB1,760円などの料金設定でしたが、ギガプランではより低価格になりました。
eSIMにも対応!
IIJmioのギガプランではeSIMも使え、au回線の音声通話SIMとデータ通信専用のドコモ回線SIMで契約が可能です。
ドコモ回線のデータeSIMなら2GBで440円、20GBで1,650円のように圧倒的な安さなので、タブレットなどでお得に通信を行いたい方は活用してみてください。
au回線の音声通話用eSIMの料金はについては通常のSIMと変わりません。
まとめ
今回はIIJmioに乗り換えた際のアプリの使い勝手の変化について解説しました。
ポイント
- IIJmioへ乗り換えても、手持ちのスマホがそのままならアプリも今までどおり使えて動作は変わらない
- 機種変更でスマホのOSが変わる場合一部のアプリが使えなくなる可能性がある
- 通信速度はキャリアと傾向が変わるので、アプリ内での通信にかかる時間は変化する場合あり
- IIJmioへ乗り換える際に機種変更をしたら、端末のスペックによってはアプリ等の動作が重くなることも
- IIJmioへ乗り換えてもメールアプリは使える
特に機種変更をする予定の方は、アプリの動作が少し変わってくることもあるので注意しましょう。
今回ご紹介した点をしっかり抑えれば、乗り換えてから「しまった!このアプリ使えない!」なんて自体にも陥りません。