実は、IIJmioへの乗り換え（MNP）は、たったの4ステップを順番に進めるだけで完了します。
1つ1つ丁寧に行えば、難しいことはありませんし失敗してスマホが使えなくなることもありません。
ということで、この記事では、格安SIM研究家でこれまで数々の格安SIMを契約してきた私が（IIJmioも現在契約しています）
- IIJmioへの乗り換え方法
- IIJmioへの乗り換え時の注意点
- IIJmioへ乗り換えたあとに利用するべきおすすめアプリ
の4つを詳しくかつ丁寧に解説します。
最後まで読み終えれば手順が分かるのはもちろんのこと、スムーズに手続きが終えられるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
IIJmioへの乗り換え（MNP）手順
IIJmioへの乗り換えは、以下の4つのステップを順番に進めれば完了します。
- MNP予約番号を発行する（必要な場合のみ）
- ウェブ申し込みなどでIIJmioを申し込む
- IIJmioの開通手続きを行う
- スマホ本体でAPN設定を行う（今まで使っていたスマホをIIJmioでも使う場合のみ）
それぞれ順番に解説するので、ご安心くださいね。
ステップ①MNP予約番号を取得：必要な場合のみ
今までと同じ電話番号を使って乗り換えする場合は「MNP」を行いますが、これまではMNPを行うのに「MNP予約番号」が必要でした。
ただ、IIJmioは現在「MNPワンストップ」に対応しているので、乗り換え元も同様にMNPワンストップに対応し、ウェブで申込を行う場合においては取得が不要です。
ただ、店舗申込を行う場合や乗り換え元がMNPワンストップ非対応な場合はこれまでどおり取得を行いましょう。
予約番号の発行手順をキャリアごとに以下の表にまとめました。
| MNP予約番号の発行方法 | 発行手順 | |
| ドコモ | オンライン |
|
| au | オンライン |
|
| ソフトバンク | オンライン |
|
※この表は、右にスクロールできます
ドコモの場合は公式サイト内にある「ドコモオンライン手続き」の項目から、auとソフトバンクにおいても同様にオンラインショップからMNP予約番号の発行に対応しています。
オンラインでの手続きは時間に縛られないので、自分の都合に合わせて手続きをしましょう。
手間や即時性の問題からオンラインをお勧めしますが、各キャリアとも電話対応も受け付けているので操作が不安な方は通話してオペレーターの方に対応していただきましょう。
- ドコモ：151（局番なし）
- au：0077-75470
- ソフトバンク：＊5533（ソフトバンクの端末から）/0800-100-5533（一般の携帯電話から）
その他乗り換えに必要なもの・アイテム
IIJmioへ乗り換える際に必要なその他のものをリストにまとめました。
- クレジットカード
- 運転免許証等の本人確認書類
- メールアドレス（Gmailなどのフリーメールアドレスがおすすめ）
- IIJmioで使用する端末（スマホをセットで購入しない場合のみ）
MNP予約番号以外に4つの必要なものがあります。
IIJmioはクレジットカード払いのサービスなので、クレジットカードを忘れずに用意しましょう。
また、クレジットカードと合わせて運転免許証などの本人確認書類が必要なので用意してから手続きを始める必要があります。
登録するメールアドレスに指定はありませんが、乗り換え前のキャリアのアドレス（ドコモならドコモメールなど）を登録するとMNP手続きの途中でメールアドレスが失効し、IIJmioからのメッセージを受け取れなくなってしまいます。
GmailやYahoo!メールなど、無料で使えるメールアドレスの利用がおすすめですね。
また、スマホセット契約を行わない場合はIIJmioで利用予定のスマホも事前に用意しましょう。
ステップ②IIJmioを申し込む：ウェブ申し込みでキャンペーン併用が一番便利かつお得！
乗り換えに必要なものが準備できたら、いよいよIIJmioの申し込みへと進みます。
申し込み方法は主にIIJmio公式サイトや、ヨドバシカメラなどの取扱店舗が挙げられますが、今回はウェブ申し込みをご紹介します。
そうなんです。
店舗があるとそちらの方が安心と感じてしまう方が多いですが、IIJmioには専門のショップはありませんし、キャンペーン等のお得度を考えてもウェブ契約の方がオススメなんです。
ウェブ申し込みのメリット
- 手続きがネット上で完結するため、空き時間を見つけていつでも申し込める
- 公式キャンペーンとウェブ限定キャンペーン（当サイト限定キャンペーンもあり）を併用して、よりお得に申し込める
ウェブ申し込みでIIJmioを申し込む流れは以下の通りです。
- IIJmioの申し込みページを開き、申込みを開始する
- クレジットカード番号や、住所・氏名などの情報を入力して申し込む
- 本人確認書類を、指示に従ってアップロードする
以上3つの手順を済ませて数日経てば、自宅にIIJmioのSIMカードや端末（セット購入した場合）が届きます。
申し込み自体も画面にしたがってポチポチ進めるだけなので、難しいことはありません。
唯一注意が必要なのは、本人確認書類のアップロードでしょう。
審査落ちになってしまうと再度申し込みを行わなければならず二度手間ですから、アップロードは慎重に行なってくださいね。
ステップ③IIJmioが届いたら開通手続きを行う：電話が受け取れるようになり元の携帯会社は自動で解約
IIJmioの音声通話対応SIMカードは、到着後に「開通手続き」をすることで使えるようになります。
開通は電話窓口でガイダンスを利用することで行える仕組みで、番号と受付時間は以下のとおりです。
開通窓口
電話番号：0120-711-122
受付時間：09:00~19:00（年中無休）
手続きの際は乗り換え対象の電話番号と、届いたIIJmioのSIMカードの識別番号（SIMカードの裏面に記載）下4桁の情報が必要です。
それぞれデータを用意してから手続きを始めましょう。
この開通後設定を行うと転出元の携帯会社は自動で解約となり、IIJmioのSIMカードで電話が受け取れるようになります。
ステップ④スマホセット購入でない場合はAPN設定を行う：ネットが使えるようになる
IIJmioでスマホセットを購入しておらず、自分が所有する端末を使う場合は最後にAPN設定が必要です。
APN設定とはIIJmioでデータ通信を可能にするための設定のことですね。設定の流れは使うスマホのOSごとに異なるので、自分のスマホに合った手続きを行いましょう。
AndroidスマホでのAPN設定
Androidの場合は設定アプリからAPN設定を行えます。
「設定アプリ」を開き、「無線とネットワーク」の項目の「その他」に含まれる「モバイルネットワーク」を開きましょう。
「その他」や「もっと見る」で表記されている
「アクセスポイント」を選択、「＋」マークを押すと、APN設定の登録画面が現れます。
IIJmioがリストにある場合は選択するだけでOK
リストにない場合は「アクセスポイントの編集」をする
以下の表に書かれている情報のみを入力し保存、APN設定一覧からIIJmioの項目を選択し適用させましょう。
| アクセスポイント名 | IIJmio（この項目は自由に入力して構いません） |
| APN | iijmio.jp |
| ユーザー名 | mio@iij |
| パスワード | iij |
| 認証タイプ | PAPまたはCHAP |
他にもたくさんの入力項目が存在しますが、入力する必要はありません。
iOS端末（iPhone）でのAPN設定
iOS端末の場合は「My IIJmio」アプリを利用すれば、APN設定が含まれるファイルをインストールできます。
iPhoneをWi-Fiに接続し、My IIJmioアプリをAppStoreからインストールしましょう。
アプリ内の三本線を押すとでてくるメニューの「設定」内にある「構成プロファイルダウンロード」をタップすればダウンロードが行われます。
あとは設定アプリを開いて、一般の「VPNとデバイス管理」からインストールを行えば完了ですよ。
画面の指示に従ってインストールすれば、設定は完了です。
IIJmioへの乗り換え（MNP）から開通までを最短で終わらせる工夫
さてさて、以上でIIJmioへの乗り換えは完了です。
もう一度ステップを振り返って見ましょう。
- MNP予約番号を発行する（必要な場合のみ）
- ウェブ申し込みなどでIIJmioを申し込む
- IIJmioの開通手続きを行う
- スマホ本体でAPN設定を行う（今まで使っていたスマホをIIJmioでも使う場合のみ）
こうしてみると、乗り換えって意外と簡単に感じません？
いつも店員さんにやってもらっている方は一人でやることに不安も抵抗も大きいかと思いますが、1つ1つのステップを丁寧に行えば難しいことは1つもないんです。
それに、この記事を参考にきちんと進めてもられば失敗することはありません。
さて、乗り換えの基本ステップが分かったところで、ここからは乗り換えを最短で終わらせるためのコツをご紹介ます。
ずばり、IIJmioへの乗り換えを最短で終わらせるためにはすべての書類を抜けなく準備しておくことが大事です。
必要書類が揃っていない段階で始めると、用意にもたついて時間をロスしてしまいます。
また、よく確認しないまま間違った書類で手続きを進めてしまうと審査落ちとなり二度手間になってしましいます。
ちなみに、家電量販店などの店頭でIIJmioを契約する場合は申し込みや開通の際に待ち時間が発生し、すべての手続きが終わるまでに1時間以上かかってしまうこともあります。
休みの日や空き時間に店頭で申し込もうとすると思ったよりも時間がかかってしまい、その日のスケジュールが狂ってしまう可能性も大いにあります。
ウェブ申し込みなら待ち時間は不要なので、時間を無駄にしてしまうことはありません。
何度もご紹介していますが、最短で乗り換え手続きを終わらせるという点においてもウェブ申し込みがおすすめですね。
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IIJmioへの乗り換え（MNP）の注意点
IIJmioへ乗り換えるにあたって確認しておきたい注意点は6つあります。
難しい注意点はなく、事前に確認していればトラブルが発生してしまうことはありません。
乗り換え手続きを始める前に注意点をそれぞれしっかりチェックしておきましょう。
MNP予約番号の期限切れには要注意！
MNP予約番号は15日後に期限が切れてしまうので、取得後は早めに申し込みを行う必要があります。
さらに、15日経つ前ならいつ申し込んでも良いわけではなく、IIJmioへの乗り換え手続きを始める段階で期限まで7日以上残っていなければいけません。
つまり、MNP予約番号取得から8日以内にIIJmioを申し込まなければいけないのです。
うっかり期限を切らしてしまわないように、取得したその日のうちに契約を行ってしまうのがおすすめです。
本人確認書類による審査落ちに要注意！
IIJmio申し込み時に提出した本人確認書類が間違っていたり、有効期限が切れていたりすると審査落ちとなってしまいます。
提出する本人確認書類をしっかり確認し、本人の正しい書類・有効期間内であることを確認してから申し込みましょう。
なお、入力情報は完全に本人確認書類と同じでなければいけません。
- 名字・名前の漢字
- 自宅の住所
これらは一字一句本人確認書類と同じように入力しましょう。
例えばマンション名が本人確認書類に記載されているのに省略をしたり、「斉藤」という名字なのに「斎藤」と入力していたりすると、審査落ちになる可能性がありますので注意が必要です。
【超重要】転出元の契約者とIIJmioの契約者の名義は必ず統一すること！
ここは間違いが多いところなので要注意です。
MNP転出前の電話番号契約者と、IIJmioの契約者名が異なっているとMNPができません。
乗り換え前の名義が乗り換え後と異なっている場合は事前に名義変更をしてから乗り換え手続きを始めましょう。
ちなみに名義変更は乗り換え前のキャリアで行なう必要があり、IIJmioではができません。
IIJmioは実際の利用者と契約者が異なっていても問題ないので、どうしても名義変更をする時間がない場合は変更をせずに乗り換える手もあります。
ただし、契約者と支払い者は同一人物でなければいけなく、例えばお父さんの名義でIIJmioに乗り換えた回線の支払いができるのはお父さんのクレジットカードのみとなるので注意しましょう。
IIJmio公式サイトでスマホ・端末の動作確認も忘れずに！
IIJmioでスマホセットを契約せず、自分で用意したスマホを使いたい場合は動作確認を忘れずに行いましょう。
出典：IIJmio公式サイト（https://www.iijmio.jp/device/）
通信や通話、テザリング可否などをしっかりチェックしましょう。
もしも手元にある端末で使いたい機能が使えない場合は、新しい端末をSIMカードと合わせて手に入れられるスマホセットでの契約がおすすめです。
SIMカードのタイプや種類を間違えないこと！
IIJmioを契約する際は正しいSIMカードのタイプと種類を選びましょう。
契約できるSIMカードのタイプには以下の2種類があります。
- タイプD（ドコモ回線）
- タイプA（au回線・VoLTE対応）
そして、SIMカードの種類は以下の5種類です。
- 音声通話機能付きSIM
- 音声eSIM
- SMS機能付きSIM
- データ通信専用SIM
- データeSIM
音声通話ができるSIMカードは「音声通話機能付きSIM・音声eSIM」なので間違えないように気をつけましょう。
間違えた内容で契約してしまった場合はSIMカードを再発行する事もできますが、2,200円の再発行手数料がかかります。
選ぶデータ容量は少なすぎず多すぎない適度なバランスで！
IIJmioを契約する際に選ぶプランは自分にとってぴったりの容量が一番お得です。
契約するデータ量が少なすぎると追加チャージで余計な費用がかかりますし、安いからといって多すぎても月額料金が無駄になってしまいます。
IIJmioでは2GB～50GBの8つのデータ量のプランが展開されているので、ぴったりのものが選べると思いますよ。
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他社からIIJmioに乗り換える最適なタイミングは？
IIJmioに乗り換えるのに最適なタイミングは、乗り換える前に利用してるキャリアごと異なってきます。
auからIIJmioに乗り換えるベストタイミング
auはいつ解約しても満額請求されるため、月末あたりでの乗り換えがおすすめです。
ただし、乗り換えの際にはSIMカードを受け取る期間が発生するため、20日程度にIIJmioへの申し込みを済ませると良いでしょう。
ソフトバンクからIIJmioに乗り換えるベストタイミング
ソフトバンクも同様にいつ解約しても満額請求となりますが、前述のauのように月末締めではなく利用者によって締め日が異なります。
具体的には「10日」「20日」「末日」の3パターンがあるので、どれに当てはまるかはMy Softbankから確認をしておきましょう。
乗り換えるべきタイミングは締め日の10日程度前が良いと思いますよ。
ドコモからIIJmioに乗り換えるベストタイミング
ドコモもいつ解約しても1ヶ月分の料金が発生します。
締め日は月末ですので、auと同様に月末付近でIIJmioに乗り換えると一番損しません。
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IIJmioの乗り換え（MNP）にかかる日数・期間は？いつ届く？
IIJmioは申し込んでから最短3～4日で届きます。
端末と同時に申し込みをした場合はSIMカードと端末が同時に発送されますよ。
そのため、1週間あればIIJmioの開通まで完了できると思っておきましょう。
ちなみに、eSIMならSIMの発送がなく契約後すぐ使えるのでおすすめです。
乗り換えにかかる日数や審査に関して詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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乗り換え後はアプリ「My IIJmio」をインストールしよう！
IIJmioへの乗り換え手続きを終えたら、最後にGoogle PlayストアやAppStoreからMy IIJmioのアプリをインストールしましょう。
通信量を確認できたり、速度を最大200kbpsに制限する代わりに契約しているデータ量の消費がなくなる「高速通信ON/OFF機能」を使えたりします。
なお、以前は半額通話やオプションのかけ放題を利用するために「みおふぉんダイアルアプリ」が必要でしたが、現在は不要です。
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IIJmioに乗り換える際に使えるキャンペーン一覧
出典：IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/campaign/mio.html)
- スマホ大特価セールで最安110円（2024年10月31日まで）
- 他社から乗り換えでスマホが最大60,000円割引（終了日未定）
- 大容量プランの月額料金を6ヶ月間400円割引（2024年10月31日まで）
- 最大6ヶ月間データ容量が5GB増量（2024年10月31日まで）
- かけ放題オプション6ヶ月間500円割引（2024年10月31日まで）
- データeSIM初期費用割引（2024年10月31日まで）
- 音声SIM複数利用で1,500円分のギフト券プレゼント（2024年10月31日まで）
- ギガプランとセットで対象端末が52,200円割引（終了日未定）
- インターネット併用割引（終了日未定）
- 端末購入特典
他社から乗り換えでスマホが最大60,000円割引等、今月はスマホ端末がお得になるものが多いですね。大容量プランの月額料金が400円割引になるのも見逃せません。
より詳しいキャンペーン内容は下記記事で解説してますので、乗り換えを検討している方は必ずチェックしてください！
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まとめ
この記事では、IIJmioへの乗り換え方法についてまとめました。
わずか6つのステップで終えられるので、落ち着いて進めれば戸惑ってしまうことはありません。
これからIIJmioへ乗り換える予定の方は、今回の解説を参考に順番に手続きを進めてみてくださいね。
きっとあまりにもスムーズに進んでしまい「こんなんだったらもっと早くやっておけばよかった」と思うこと間違いなしです。
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