SMSは電話番号でメッセージのやり取りができる機能で、大手キャリアだけでなく格安SIMでも利用できます。
本人認証にSMSを採用しているサービスが多く、LINEなどが主流になった今でもSMSは欠かせません。
格安SIMの場合はSMSの有無を選べますが、基本的にはSMS機能を付けるのがおすすめです。
本記事では格安SIMでSMS機能を使う方法やメリット・デメリットについて徹底解説します。
SMSが届かない理由・対処法も紹介しているので、すでにSMSを利用している人もぜひ参考にしてくださいね。
目次
そもそも格安SIMやキャリアで使えるSMS機能とは?どんなことができる?
最近ではLINEなどのメッセージアプリで連絡を取り合う人が増えていますので、SMS機能についてあまり詳しく知らないという人もいるかもしれません。
最初に、SMSの基本を簡単におさらいしておきましょう。
SMS=ショートメッセージサービスのこと
SMSは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号を利用してメッセージが送れるサービスのことです。
メールアドレスやLINEの連絡先を知らなくても、電話番号さえ分かれば連絡が取れ、スマホはもちろんガラケーでも利用可能です。
また、相手が違うキャリアを利用していても利用ができ、例えばドコモユーザーの場合は同じドコモユーザーだけでなく、auやソフトバンク、楽天モバイルのユーザーともメッセージのやり取りができます。
SMSの送信は基本的に有料・文字数制限がある
SMSを利用する際は基本的に送信料がかかります。
1回あたり3~33円で、文字数が多くなるほど高くなる仕組みです。
送信文字数 | 1回あたりのSMS送信料 |
1~70文字(半角英数字のみの場合1~160文字) | 3円 |
71~134文字(半角英数字のみの場合161~306文字) | 6円 |
135~201文字(半角英数字のみの場合307~459文字) | 9円 |
202~268文字(半角英数字のみの場合460~612文字) | 13円 |
269~335文字(半角英数字のみの場合613~765文字) | 16円 |
336~402文字(半角英数字のみの場合766~918文字) | 19円 |
403~469文字(半角英数字のみの場合919~1071文字) | 23円 |
470~536文字(半角英数字のみの場合1072~1224文字) | 26円 |
537~603文字(半角英数字のみの場合1225~1377文字) | 29円 |
604~670文字(半角英数字のみの場合1378~1530文字) | 33円 |
また、文字数制限もあり、一度に送信できる文字数は全角で最大670文字、半角英数字で最大1,530文字までとなっていますが、機種によっては送れる文字数がこれより短いこともあります。
なお、SMSの受信料は文字数に関係なく無料です。
SMSは海外利用もできるが、料金が国内と比較して高い
SMSは音声通話と同様、海外での利用も基本的に可能です。
海外から日本に文字でメッセージを送りたい場合、SMSも活用が出来ますよ。
ただし、海外でのSMS利用料金は日本国内と異なり、例えばUQモバイルなら、国内の送信料が3.3円~33円に対し、海外宛だと100円~1,000円と高額です。
格安SIMは契約時にSMS機能をつけるか選ぶことができる
大手キャリアはSMS機能が必ず付いてきますが、格安SIMはSIMの種類によって付けるかどうかを選べぶ事が可能です。
- SMS機能が必要→音声通話SIMかSMS機能付きのデータSIMを契約
- SMS機能が不要→データ通信専用SIMを契約
音声通話SIMかSMS機能付きのデータSIMを契約すれば、格安SIMでもSMSを使う事ができ、送信料や文字数制限は大手キャリアと変わりません。
逆に、データ通信専用SIMを選べばSMS機能なしでの契約もできます。
タブレットやモバイルルーターなど、SMSが不要な端末で使うのにおすすめです。
格安SIMにSMS機能は本当に必要?5つのメリットをご紹介!
SMS機能には次のようなメリットがあります。
SMS機能のメリット
- SMS認証など本人確認に使用できる
- アドレス等がわからない場合でも電話番号でメッセージを送受信できる
- バッテリー消費を抑えることが可能
- LTEに接続できない問題が回避可能になる
- 位置情報サービスを利用しやすくなる
普段、知り合いなどとのやりとりはLINEでするのでSMSはいらない、という方もいるかもしれませんが、実はSMSにはメッセージアプリやメールにはないメリットもあります。
格安SIMをスマホで利用する際は基本的にSMS機能を付けるのがおすすめですよ。
SMS認証など本人確認に使用できる
SMS機能がついているとアプリやサービスの本人認証などの、いわゆる「SMS認証」を利用する事ができます。
SMS認証は名前の通りSMSを利用して本人確認を実施する認証方式で、例えばLINEのアカウントを作成する際はこれで本人確認をする必要があります。
LINEアカウントを作成する際のSMS認証
- 新規登録時に電話番号を入力
- 入力した電話番号にSMSで認証番号が届く
- 認証番号を入力
LINEの他にも、SNSやショッピング、決済アプリなど、数多くのアプリでSMS認証が必須となっています。
SMS認証が必要な主なアプリ
- LINE
- Gmail
- Uber Eats
- メルカリ
- PayPay
- GO
- ローソンチケット
SMS機能が無いとこれらのアプリでアカウントを作る事ができないので注意が必要です。
アドレス等がわからない場合も電話番号でメッセージを送受信できる
SMSならアドレス等を知らなくても電話番号さえ知っていればメッセ―ジを送受信できます。
専用アプリのインストールや難しい設定なども不要、スマホに標準でインストールされているメッセージアプリからすぐに送信できます。
バッテリー消費を抑えることが可能
SMS機能を付けると「セルスタンバイ問題」によってバッテリー消費を抑えられます。
セルスタンバイはスマホが音声通話の着信を待ち受ける状態のことを指します。
データ通信専用SIMは音声通話が利用できないため、スマホがこのセルスタンバイ状態になります。
そして、端末が基地局へ何度も接続しようとし、その結果バッテリーを通常よりも激しく消費してしまいます。
やっかいなセルスタンバイ問題ですが、SMS機能が付いていれば発生しません。
最近の端末ではセルスタンバイ問題自体が起きにくいものの、古い機種だと発生する可能性もありますが、SMS機能を付けておけば起きる事は無いので安心ですね。
LTEに接続できない問題が回避可能になる
SMS機能を付けるとLTEに接続できないという問題が回避できます。
現在利用されているスマホの通信規格は大きく以下の3つです。
- 3G
- 4G/LTE
- 5G
この中でも主流なのが4G/LTEです。
5Gも徐々に広がってきましたが、まだ主流とは言えません。
ところがSMS機能のないSIMカードだとLTEの電波を掴まないことがあります。
現在は4G/LTEが普及しているのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが、いざという時にスマホが使えないと困りますよね。
SMS機能が付いていればその心配は無いので、安心して利用する事ができますよ。
位置情報サービスを利用しやすくなる
SMS機能がついていると位置情報サービスが利用しやすくなります。
位置情報の取得と聞くとGPSを思い浮かべるかもしれませんが、実はGPSだけでなく携帯電話の基地局を利用して位置を特定する方法もあります。
基地局と通信する際、SMS機能がないと位置情報の取得に時間がかかってしまいます。
地図アプリやフィットネスアプリ、デリバリーサービスなどを頻繁に利用する場合はSMS機能があると便利ですよ。
格安SIMにSMS機能をつける2つのデメリットを紹介
たくさんのメリットがあるSMS機能ですが、格安SIMで利用する場合は以下のようなデメリットもあります。
格安SIMにSMS機能をつける2つのデメリット
- オプションサービスの場合は月額料金が高くなる
- SMS機能を外すにはSIMの解約・契約が必要となる
オプションサービスの場合は月額料金が高くなる
格安SIMのデータ通信専用SIMの中にはSMSを有料のオプションサービスとして用意されているものもあります。
格安SIMにもよりますが、データ通信専用SIMでSMSを利用する際は100~140円前後月額料金が高くなります。
主な格安SIMのSMS利用料
- BIGLOBEモバイル:月額132円
- IIJmio:月額30~80円(データ容量による)
- mineo:ドコモ回線は月額132円、ソフトバンク回線は月額198円
- y.u mobile:月額132円
なお、au回線の格安SIMはSMS利用料が無料なので、同じ格安SIMでもドコモ回線とソフトバンク回線より安くなります。
音声通話SIMについてはSMS機能が標準で付帯されているので、データ通信SIMのようにオプションとして追加料金がかかる事はありません。
SMS機能を外すにはSIMの解約・契約が必要となる
格安SIMでSMS機能だけを外すことはできません。
SMS機能を外す場合は一旦解約をし、そのあとにデータ通信専用SIMを再契約する必要があります。
手続きも面倒ですし、再契約する際に事務手数料がかかってしまう場合も少なくありません。
格安SIMによっては音声通話SIMもしくはSMS機能付きデータSIMからデータ通信専用SIMへ変更できますので、その場合は解約と再契約は不要ですが、変更手数料がかかりますし、SIMカードの交換も必要です。
例えばIIJmioの場合はSIMカード切り替えの際にSIMカード交換手数料/発行手数料がかかります。
SIMカードの機能やタイプの切り替えの際、SIMカード交換手数料としてSIMカード1枚につき 2,200円(税込)が発生します。手数料は、ご登録のクレジットカードへのご請求いたします。
なお、別途SIMカード発行手数料(タイプD:433.4円(税込)、タイプA:446.6円(税込))が発生します。引用元:データ SIMからSMS SIMへ、SMS SIMからデータSIMに変更できますか?【mioモバイル・ギガプラン】 : IIJmio Q&A
SMS機能が利用可能なおすすめ格安SIM5選!
SMS機能が使える格安SIMはたくさんありますが、その中でもおすすめは以下の5つです。
SMS機能が利用可能なおすすめ格安SIM6選
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- ワイモバイル
- mineo
- IIJmio
- povo2.0
迷ったときは、この中から選べば間違いありません。
楽天モバイル
SMSだけでなく、電話もデータ通信もたくさん使いたい人におすすめなのが楽天モバイルです。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ容量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通話料 | 国内通話無料(Rakuten Link使用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
||
5G対応 | ◯ |
- データ通信も電話も使い放題
- 通信速度も比較的良好
- Rakuten LinkならSMS送信料も無料(Androidのみ)
楽天モバイルは月額3,278円という安さでデータ通信が無制限の使い放題、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば通話料とSMS送信料も無料になります。
電話とSMSはアプリさえ使えればどこでも無料です。
また、利用するデータ容量が少なければその分月額料金も安くなるので、ライトユーザーにも向いています。
ただし、iPhoneはRakuten LinkでSMSを送信することができなくiOS標準のメッセージアプリを使うため、通常通りSMS送信料がかかる点に注意が必要です。
UQモバイル
通信速度を重視する人におすすめなのがUQモバイルです。
UQモバイル 料金プラン概要 | |||
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
月額基本料 | 2,365円 | 2,277円・3,465円 | 3,278円 |
月額基本料 (最大割引時) |
1,078円 | 990円・2,178円 | 割引無し |
データ量 | 4GB | 1GB・15GB | 20GB |
低速時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
無料通話 | 付帯なし | 10分以内通話無料 | |
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
- 通信品質が良好
- 電気やネット回線とのセット割引あり
- 実店舗が多い
UQモバイルは大手キャリアであるauが提供しているサブブランドで、もちろんau回線を利用していて通信品質は本家auにも負けません。
お昼や夕方も速度が低下しないため、1日を通して快適にスマホを使えます。
対象の電気またはネット回線とセットで利用すると「自宅セット割」が適用されて月額料金が割引され、例えば4GBのミニミニプランなら自宅セット割+au PAYカード支払い割で月額1,078円で利用可能です。
高品質なサービスを他の格安SIMと変わらない料金で利用できますよ。
ワイモバイル
ワイモバイルも品質重視の人におすすめです。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
- 通信品質が安定している
- 家族割引や光回線とのセット割あり
- 実店舗が多い
ソフトバンクのサブブランドで通信速度が安定しているのでUQモバイル同様、通信速度を重視する人におすすめです。
月額料金は割高ですが、家族割引や光回線とのセット割などの割引が用意されており、PayPayカードで支払いをすることで187円の月額割引も受けることも可能です。
割引込なら4GBのプランが月額1,078円と、格安SIMとと大差無い料金で利用が可能です。
また、ワイモバイルは実店舗が全国に4,000店舗以上も用意されています。ソフトバンクショップでも取り扱っており、地方や郊外に住んでいても対面によるサポートを受けやすく、サポート重視の人にもおすすめですよ。
mineo
mineoは他社にない独自路線を貫く格安SIMです。
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
- SMS機能付きデータSIMあり
- au回線はSMS利用料が無料
- 他社にはない独自サービスが目白押し
ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応していて、au回線はSMS利用料が無料です。
SMS機能付きデータSIMを安く使うならau回線を選びましょう。
速度が遅い代わりに格安で使い放題の「マイそく」や、独自コミュニティサイト「マイネ王」など、他社にはないユニークなサービスを利用できるのが特徴です。
月額料金は特別安いわけではありませんが、独自サービスに魅力を感じるならmineoを使ってみるのも良いでしょう。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
IIJmio
機能性を重視しつつ、とにかく安く使いたい人にはIIJmioがおすすめです。
IIJmio 「ギガプラン」概要 | ||||||||
月額基本料 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
低速時速度 | 300Kbps | |||||||
通話料 | 11円/30秒 | |||||||
データ繰り越し | ◯ | |||||||
5G対応 | ◯ |
- SMS機能付きデータSIMあり
- 月額料金がとにかく安い
- 老舗ならではの信頼性の高さ
IIJmioは月額料金の安さが売りで、5GBの音声通話SIMでも990円と1,000円を切ります。
SMS機能付きデータSIMとの差額が20~30円ほどしかないため、基本的には音声通話SIMがおすすめです。
価格が安い格安SIMは他にもありますが、IIJmioはただ安いだけでなく老舗ならではの信頼性の高さも魅力です。
無制限かけ放題や光回線とのセット割、データシェアなどサービス内容も充実していますよ。
povo2.0
povo2.0はauがオンライン申込み専用で展開している格安の料金プランで、なんと月額料金が0円です。
povo トッピング概要 | |||||||||||
料金 | 390円 | 1,260円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 21,600円 | 12,980円 | 9,834円 | 24,800円 | 330円 | 9,834円 |
データ量 | 1GB | 1GB | 3GB | 20GB | 60GB | 120GB | 150GB | 300GB | 使い放題 | 使い放題 | |
有効期限 | 7日間 | 180日間 | 30日間 | 90日間 | 365日間 | 180日間 | 90日間 | 365日間 | 24時間 | 7日×12回 | |
低速時速度 | 128Kbps | ||||||||||
通話料 | 22円/30秒 | ||||||||||
データ繰り越し | × | ||||||||||
5G対応 | ◯ |
半年に1回ほど有料のトッピングさえしていれば、あとは料金を払わなくても回線を持てます。
SMSをできるだけ安く行いたい方に最適で、auのプランなので通信速度もトッピング利用時は非常に快適な速さがありますよ。
高速通信をトッピングしていない時は最大128kbpsしか出ず、できることはメール程度に限られる点にご注意ください。
SMS機能が利用!特に安いドコモ回線格安SIM:お得なのは日本通信SIMやHISモバイル!
SMS機能はほとんどの格安SIMで利用できますが、その中でもドコモ回線で最安なのが日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」やHISモバイルの「自由自在290プラン」です。
日本通信SIM・合理的シンプル290プランの月額料金 | |
データ容量 | 月額料金 |
1GB | 290円 |
以後1GB追加 | +220円 |
日本通信SIMの合理的シンプル290プランでは月額290円で1GBの通信とSMS、そして音声通話が可能です。
通信量が足りない時は1GB220円で追加もできますよ。
最大100GBまで追加できるので、必要に応じてチャージをしてみましょう。自動チャージに対応していますが、上限を設定しておけばそれ以上自動的に追加される事はありません。
また、HISモバイルでは音声通話やSMS対応の1GBプランが月額550円で利用出来ます。
HISモバイルの月額料金 | |
データ容量 | 月額料金 |
1GB | 550円→100MB未満なら290円! |
3GB | 770円 |
7GB | 990円 |
20GB | 2,190円 |
50GB | 5,990円 |
これでも十分安いですが、データ通信量が100MB未満ならなんと月額290円です。
他にも3GB770円や7GB990円などの料金設定があり、たくさん使うのであれば日本通信SIMより安上がりになります。
月額290円で利用する場合、データ通信はほぼ使えません。
サブ回線用や音声通話・SMS専用回線として使うのがおすすめです。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
格安SIMでSMSが送れない?届かない理由と対処法
格安SIMでSMSが送れない理由としては次のようなものが挙げられます。
格安SIMでSMSが遅れない理由
- 電話番号が間違っている・変更されている
- 文字数制限をオーバーしている
- 電波が悪い・つながっていない
- SMS機能が付いていない格安SIMを使っている(自分もしくは相手が)
電話番号が間違っている・変更されている
SMSが送れない理由でよくあるのが電話番号の間違いです。
まずは宛先の電話番号が間違っていないか確認しましょう。
電話番号の入力が間違っていなくても、相手の電話番号が変わっている可能性もあります。
古い電話番号宛にSMSを送ろうとしても送れないのは当然ですよね。
どうしても送れない時はメールやLINEなど、別の方法で電話番号が変わっていないか聞いてみましょう。
文字数制限をオーバーしている
文字数制限をオーバーした場合もSMSは送信できません。
SMSで1度に送信できる文字数は全角で670文字、半角英数字で1530文字までで、これ以上の長文は送れません。
機種によっては送信できる文字数がもっと少ない場合もありますので、端末の取扱説明書などもチェックしてみてください。
電波が悪い・つながっていない
SMSは電話回線を利用して送受信します。
電波の入りが悪かったり、電話回線に繋がっていなかったりすると送信できません。
山間部や地下など電波状況が悪い場所にいる場合は電波の入りが良いところへ移動してみてください。
モバイルデータ通信がオフになっている、あるいは機内モードがオンになっていてSMSを送信できないこともあります。
SMS機能が付いていない格安SIMを使っている(自分もしくは相手が)
自分もしくは相手がSMS機能の付いていない格安SIM(データ通信専用SIM)を使っている場合もSMSを送る事ができません。
SMS機能の無いデータ通信専用SIMを契約した場合も電話番号は割り振られますが、あくまでもデータ通信専用なのでSMSは利用できません。
【Q&A】格安SIMのSMS機能について
最後に格安SIMのSMS機能に関するQ&Aをまとめました。
データ通信専用のSIMでSMSを利用することはできる?
データ通信専用SIMではSMSを利用できません。
文字通りデータ通信のみ使えます。
SMSを使いたい場合はSMS機能付きデータSIMを契約してください。
SMS機能が使い放題の格安SIMはある?
SMSが使い放題なのは楽天モバイルのみです。
Rakuten Linkを利用することで無料になりますが、iPhoneの場合はRakuten LinkからSMSを送信できないのでSMS送信料はかかります。
その他にSMS機能が使い放題の格安SIMはありません。
SMS機能付きデータSIMだとMNP転出はできないの?
SMS機能付きデータSIMはMNP転出ができなく、可能なのは音声通話SIMのみです。
電話番号を他社に引き継ぐことが出来ないので注意しましょう。
SMS機能を利用するのに申し込みは必要?(音声通話SIM)
SMS機能を利用する際に申し込みは不要です。
音声通話SIMおよびSMS機能付きデータSIMならいつでも利用でき、難しい設定も必要ありません。
SMS機能は送受信ごとに料金がかかるの?
SMSは送信時のみ送信料がかかります。
1通ごとに送信料がかかるので、送り過ぎには注意が必要です。
受信料は一切かかりません。
格安SIMはSMS機能があるものがおすすめ!
以上、格安SIMでSMSを使う方法とメリット・デメリットについて解説しました。
ポイント
- SMSは電話番号でメッセージのやりとりができる機能
- 格安SIMでも音声通話SIMまたはSMS機能付きデータSIMでSMSを使える
- 本人認証が可能、位置情報サービスを利用しやすくなるなどのメリットあり
- 楽天モバイルはRakuten Link利用でSMS送信料が無料
- SMSを送信できない時は電話番号の誤りや文字数制限、電波状況をチェック
音声通話SIMもしくはSMS機能付きデータSIMを契約すれば格安SIMでもSMSが使えます。
SMSは本人認証に欠かせなく、他にもいざという時に電話番号だけで連絡を取れるなどメリットがたくさんあるので、格安SIMをスマホで利用する際はSMS機能があるSIMを選ぶのがおすすめですよ。
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