「スマホが欲しい」という子どもの言葉に頭を悩ませている保護者の方も多いのではないでしょうか。
子どもにスマホを持たせる場合、月額料金が高くなることや使い過ぎへの懸念、ネット犯罪やSNSでの悪意ある誹謗中傷に晒されないかなど、心配事が山積みです。
しかし、LINEMOであれば子どもにスマホを持たせる上での多くの悩みを解消できるかもしれません。
この記事では、子どもにLINEMOを使わせるメリットや注意点について詳しく解説します。
目次
子どもにLINEMOを使わせるメリット
子どもにLINEMOを使わせるメリットは以下の通りです。
子どもにLINEMOを使わせるメリット
- 3GBのプランなら料金が安いので負担が少ない
- LINEのデータ利用量がノーカウントなので連絡手段としても便利
- 速度制限がかかっても一定の速度で利用ができる
- フィルタリングサービスが無料
下記にて詳しく解説します。
3GBのプランなら料金が安いので負担が少ない!使い過ぎの防止にも〇
LINEMOには3GB~10GBと20GB~30GBのプランがあり、3GBでLINEMOベストプランを使えば990円という安さで利用できます。
LINEMOの料金プラン概要 | ||
LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV | |
月額料金 | 990円・2,090円 | 2,970円・3,960円 |
データ容量 | 3GB・10GB | 20GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps・ 128kbps(容量15GB超過後) |
最大1Mbps・ 128kbps(容量45GB超過後) |
通話料 | 22円/30秒 | |
データ繰り越し | × | |
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
万が一オーバーしても10GB2,090円なので、これ以上金額が上がることはありません。
これくらいの料金であれば家計への負担も少ないので良いですね。
安さもメリットですが、3GB~10GBとデータ容量も少ないので子どものネットの使い過ぎ防止にも役立つでしょう。
LINEのデータ利用量がノーカウントなので連絡手段としておすすめ
LINEMOにはLINEギガフリーという機能もあり、LINEでのメッセージのやり取りや音声通話・ビデオ通話のデータ通信量がノーカウントになります。
つまりLINEを使う際にプランのデータ容量を消費することがないため、その分プランのデータ容量を他のコンテンツに充てることができます。
また速度制限がかかった時にもLINEは変わらず高速通信で利用できるので、ビデオ通話や音声通話もスムーズに使えます。
電話回線の通話は通話料がかかってしまうので、LINEで通話をさせれば通話料や通話オプションの料金の節約にもなるでしょう。
学校や習い事の送り迎えなどの連絡手段としても、LINEは重宝できますよ。
速度制限がかかっても一定の速度で利用ができる
LINEMOでは速度制限がかかっても最大1Mbpsという速度で利用できます。
1Mbpsではネットの検索・SNSの閲覧はもちろん、普通画質のYouTube動画の視聴も可能です。
速度制限がかかっても全く使えないわけではないので、子どもも3GBで問題なく利用できるでしょう。
ただ、高画質・高音質の動画や音楽・画像や動画の多いSNSは動作が遅くなる可能性が高いので注意してください。
フィルタリングサービスが無料
LINEMOには有害サイトへのアクセスをブロックする「フィルタリングサービス」があります。
申し込みは必要ですが月額料金は無料であり、不適切なサイトへのアクセス制限・有料サイトでの高額利用などがブロックでき、年齢に応じてフィルタリングの程度を変えることも可能です。
LINEMOでは17歳以下の未成年へのフィルタリングサービス加入を推奨しており、iPhoneは「あんしんフィルター」、Androidスマホは「ファミリーリンク」と呼ばれるサービスが使えます。
契約申し込み時にフィルタリングサービスの項目が表示されるので、加入にチェックが入っているか確認をしてください。
また、フィルタリング加入後は保護者の方がお子さんの端末で設定をする必要があります。設定手順はLINEMO公式サイトにも記載されているので、利用を考えている方はぜひ確認してください。
LINEMOを子どもに持たせたい場合の注意点
LINEMOを子どもに持たせたい場合の注意点は以下の通りです。
- 未成年だと親名義で契約が必要
- 端末は個別に用意する必要がある
- ショップがないので何かあった時にはオンラインで問い合わせが必要
下記にて詳しく解説します。
未成年だと親名義で契約が必要
LINEMOは未成年契約ができないため、保護者名義での契約が必要です。
契約をする際は、契約者となる保護者の本人確認書類と利用者となる子どもの本人確認書類を用意してください。
なお、保護者と子どもの姓や住所が異なる場合は別途家族証明ができる書類の用意が必要です。発行日から3ヶ月以内の戸籍謄本を準備しましょう。
端末は個別に用意する必要がある
LINEMOでは端末の取り扱いがないため、端末は別途用意する必要があります。
保護者が以前使っていたスマホや、キャリアやメーカーのショップで購入したSIMフリースマホなどを用意しましょう。
中古スマホを購入するのも費用を抑える上でおすすめですが、ネットオークションやフリマアプリでの購入はトラブルが多いためおすすめできません。
中古スマホを購入する場合は中古買取業者やワイモバイル、UQモバイルなどのキャリア認定中古iPhoneの購入を検討しましょう。
購入したいスマホが決まったら、事前にLINEMOで動作確認されているかも必ずチェックしてください。
ショップがないので何かあった時にはオンラインで問い合わせが必要
LINEMOはショップや電話窓口がないため、何かあった時の問い合わせはオンラインとなります。
料金などで不明点がある場合は、チャットサポートを利用しましょう。
子どもにスマホを持たせる時によくあるQ&A
子どもにスマホを持たせる時によくある質問と回答をまとめました。
子どもにスマホを使わせる上で不安や心配事がある方はぜひチェックしてください。
Q1.使い過ぎないようにさせるにはどうすれば良い?
LINEMOには3GBの小容量プランがあり、限られたデータ容量しか使えないので使いすぎ防止に役立つでしょう。
しかし、お子さんの中にはスマホの操作に慣れているために速度制限がかかった時にも自分でデータをチャージして高速通信を利用することも考えられます。
そのため「データを使い切ったらそれで終わり」「家でスマホを触っていいのは宿題が終わってから」など、使いすぎないためのルールを設けるようにしましょう。
Q2.ネットでの犯罪や誹謗中傷に巻き込まれる可能性はある?
ネットでの犯罪や誹謗中傷に巻き込まれるケースの大半はSNSで他の人と交流することが原因です。
年齢や住む場所の異なる方とネットで知り合い仲良くなるケースもありますが、未成年の場合は特に大きなリスクを伴うので充分注意しましょう。
そのためSNSを使わせる上で子どもと最低限の約束事を決めることをおすすめします。
SNSを使う上で自分のプライバシーとなる情報(住んでいる場所や学校・本名など)を明かさない、SNSで誰かに会おうと言われても会いに行かず必ず両親に報告するなど、ルールを決めましょう。
Q3.アプリの課金のし過ぎはどう対処すれば良い?
LINEMOでは「ソフトバンクまとめて支払い」が利用でき、毎月の利用上限額を設定できるので、使い過ぎを防止したい場合は利用上限額の変更を行いましょう。
- LINEMOのMy Menuへアクセス
- 「料金案内」から「ソフトバンクまとめて支払い」を選択
- 「ご利用可能額の設定」を選択
- 利用額を設定する※1円単位で設定可能
- 「使いすぎ防止パスワード」を入力
LINEMOでソフトバンクまとめて支払いの上限額を変更したり、利用を制限する場合にはあらかじめ設定した「使いすぎ防止パスワード」を入力する必要があります。※上記手順と同じ流れで設定できます。
スマホの操作に慣れている子どもでも、パスワードがわからなければ操作できない仕様なので、保護者の方で使いすぎ防止パスワードを決めて、ソフトバンクまとめて支払いの利用を管理しましょう。
Q4.子どもがネットのトラブルに巻き込まれた時はどうすれば良い?
LINEMO公式サイトでは、トラブルで困った時の相談窓口のリンクが紹介されています。
- 東京こどもネット・ケータイヘルプデスク※都内に在住・在学・在勤する青少年が対象
- 国民生活センター
- 警視庁のサイバー犯罪相談窓口
また、「#9110(警察相談窓口)」または「03-3580-4970(ヤング・テレホンコーナー)」へ電話をかけることも可能です。
トラブルが発生した際は、自力で解決しようとせず専門の機関へすぐに相談しましょう。
LINEMOは料金も安くLINEも快適に使えるので子どものスマホにぴったり
LINEMOには3GB~10GBという少ないデータ容量のプランもあるため子どもの使い過ぎ防止にも役立ちます。
さらにLINEはデータ消費ゼロで利用できるため、習い事や学校の送り迎えなどの連絡手段としても重宝するでしょう。
フィルタリングサービスも無料で使えるので、子どものネット利用が不安な方にもおすすめです。
「いつかは子どもにスマホを持たせないといけない」と考えている保護者の方は多いと思いますが、料金の高さや安全面などで不安になるでしょう。
子どもに万が一のことがあっても対応できるように、専門の相談窓口などをあらかじめチェックしておくことをおすすめします。
なお、LINEMO以外で子供におすすめできる格安SIMなどは下記記事で紹介をしているので、他と比較してみたい方はぜひご覧ください。