LINEMOのLINEギガフリーは、LINEで使ったデータ通信量がプランのデータ容量にカウントされない機能であり、音声通話やビデオ通話も対象である点が特徴です。
LINEをよく使う方であれば、毎月のデータ通信量の節約にもつながるでしょう。
この記事では、LINEMOのLINEギガフリーの特徴やメリット、注意点について詳しく解説します。
目次
LINEMOのLINEギガフリー概要
LINEMOのLINEギガフリーとは、LINEで利用したデータ通信量がプランのデータ利用量としてカウントされない機能です。
つまり20GBのLINEMOベストプランVの場合、LINEで月1GB使ったとしても20GBから消費されることはありません。
メッセージのやり取り程度であればそこまで多くデータ容量を消費しませんが、ビデオ通話や音声通話は回数が多いとそれなりにデータ容量を消費する場合があります。
LINEMOのLINEギガフリーは音声通話もビデオ通話も対象なので、安心して通話を楽しめますよ。
LINEギガフリーのメリット
LINEMOのLINEギガフリーのメリットは以下とおりです。
LINEギガフリーのメリット
- ビデオ通話や音声通話などデータ消費の多い機能もデータフリーになる
- 同じデータ容量の他SIMよりも多くデータが使える
- データ容量を使い切ってもLINEでは速度制限が発生しない
- テザリングを使った場合でも適用される
下記にて詳しく解説します。
ビデオ通話や音声通話などデータ消費の多い機能もデータフリーになる
LINEギガフリーではビデオ通話や音声通話も対象になるため、使い方によってはデータ容量の大きな節約につながります。
LINEでは音声通話1時間で18MB、ビデオ通話1時間で307MB消費するといわれています。
最近では電話回線ではなくLINE通話などのインターネット通信による通話アプリの利用が多くなっており、友人などと長時間通話する方も多くいます。
月に1回、1時間程度の通話であれば問題ありませんが、頻繁に通話する場合はかなりデータ容量を消費してしまうでしょう。
LINEギガフリーでは音声通話もビデオ通話もデータが消費されないので、LINEで通話をよく利用する方は効率良くデータ容量の節約ができます。
同じデータ容量の他SIMよりも多くデータが使える
LINEMOには3GB~10GBと20GB~30GBのプランが用意されていますが、LINEで使ったデータ容量は利用量として計算されないので、同じ容量のプランでもLINEで使った分だけ他社よりも多くデータが使えます。
LINEの利用でデータ容量を多く使ってしまう方は、LINEMOに変えることでLINE以外のアプリやサービスをより多く使えるようになりますよ。
iPhoneでもAndroidでも、アプリごとにどれくらいのデータを使っているかは設定アプリから確認ができるので、通信制限によくかかってしまっているような場合はLINEでどれくらいのデータを使っているのかを見てみて、LINEMOへ乗り換えする事でデータが節約できるかどうか調べてみると良いでしょう。
データ容量を使い切ってもLINEでは速度制限が発生しない
LINEギガフリーはプランのデータ容量に左右されないので、データ容量を使い切ってもLINEだけは引き続き高速通信で利用できます。
速度制限中にビデオ通話などある程度通信速度が求められる通信をしても、LINEMOであればいつでも快適に使えますよ。
テザリングを使った場合でも適用される
LINEMOの回線でテザリングを使用した場合、接続先の端末でLINEを使う際にもLINEギガフリーは適用されます。
スマホを2台持ちしている方など、片方のスマホで速度制限がかかってしまっても、LINEMOとテザリング通信をすれば引き続き快適にLINEが利用できます。
LINEギガフリー対象外の通信
LINEギガフリーはLINEアプリ全ての機能がデータフリーになるのではなく、中にはデータフリー対象外の機能もあるので注意が必要です。
- トークでの位置情報の共有
- トークでのShoppin'トークの利用
- トークでのジフマガの利用
- トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- LINE ROOM(旧タイムライン)の表示・投稿・シェア※WEBからの利用
- ニュース記事詳細の閲覧
- OpenChatの利用
- スタンプショップ・着せかえショップの利用
- LINEファミリーサービスの利用
- LINE Liteの利用
- 海外のアプリストアでインストールしたLINEの利用
- URLクリックなどによる他社サイトへの接続
- 他社アプリへの遷移
YouTube閲覧など、外部サイトやアプリに関わる機能はデータフリー対象外となることが多いです。
また、スタンプショップや着せかえショップの利用も対象外のため注意しましょう。
LINEモバイルのデータフリーとの違い
すでに新規受付が終了しているサービスですが、「LINEモバイル」にもデータフリーのサービスがありました。
LINEモバイルにはデータフリーのオプションが3種類あり、最も月額料金が高い「SNS音楽データフリー」では、SNSやAWA・Spotifyなどの音楽アプリも対象でした。
LINEMOのLINEギガフリーと同様に音声通話やビデオ通話はデータフリーの対象であり、速度制限がかかっても対象アプリだけは快適に使える仕様です。
一方でLINEモバイルのデータフリーはオプションであり、契約時にどのオプションにするか選ぶ必要があった点は、LINEMOと異なる点だったといえます。
LINEMO以外ではNUROモバイルが同様のサービスを提供
LINEMO以外でLINEのデータフリーサービスを扱っているのはNUROモバイルです。
NUROモバイルには大容量のNEOプランと小容量のバリュープラスという2種類のプランがあり、NEOプランで利用できる「NEOデータフリー」はLINE以外にSNSもデータフリーとなります。
NEOデータフリーの対象アプリ
- LINE
- X(旧Twitter)
- TikTok
バリュープラスで使える「バリューデータフリー」の対象アプリはLINEのみです。
LINEギガフリーと同様にLINEも対象サービスに含まれていますが、NEOデータフリーはビデオ通話・バリューデータフリーは音声・ビデオ通話が対象外です。
ただしスタンプショップや着せかえショップ、OpenChatの利用は対象となっているため、同じLINEのデータフリーサービスでも対象となる機能が大きく異なることがわかります。
まとめ:LINEで通話やチャットをよく利用する方はLINEMOがおすすめ!
LINEMOのLINEギガフリーはチャットや音声通話、ビデオ通話などでかかるデータ通信量がノーカウントになる機能なので、LINEで長電話する機会が多い方におすすめです。
また、スマホのデータ容量を使い切り速度制限がかかった時もLINEはそのまま高速通信で利用できるため、いつまでも快適に使える点も大きなメリットといえるでしょう。
LINEをよく使う方、データ通信量の節約をしたい方、テザリングで他の端末でも快適にLINEを使いたい方はぜひLINEMOへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。