ahamoを利用するにあたって、普段は通信速度を抑えることで契約している通信量の消費を抑える「節約モード」を使用したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ahamoに節約モードがあるのかどうかについて解説します。
ahamoで通信料を無駄なく使いたい方は、参考にしてください。
注意！ahamoに節約モードは存在しない
節約モードとは、アプリやマイページから機能をオンにすることで契約しているデータ通信量を消費せずに通信できる機能のことです。
節約モードを利用している間は通信速度は速度制限時と同程度などに抑えられてしまいますが、あまり速度が必要ない場面で使う分にはそれほどストレスを感じることなく通信量の無駄な消費を抑えられるので非常に便利です。
例えば3GBプランを契約していたとして、SNS利用や文字中心のWebサイト閲覧などあまり通信速度がなくても問題ない場面では節約モードにしておけば、動画再生やアプリのダウンロードなど速度が必要な場面でだけ契約している高速通信量を使えて便利です。
さて、ahamoは月額2,970円の1プランで展開されていて5分かけ放題と20GBの通信量が内容に含まれていますが、残念ながら節約モードがありません。
ahamoでは通信量を使い切るまで、高速通信をし続けることになります。
節約モードは基本的に、格安SIMを中心に提供されている機能
節約モードはIIJmioやmineoなど、様々な格安SIMで提供されています。
大手キャリアでは提供なし、大手キャリアのahamo、povo2.0、LINEMOといった格安プランでも節約モードは使えません。
例外としてUQモバイルのミニミニプランであれば節約モードを使えますが、あとは基本的に大手キャリアから回線の一部分を借りてサービスを提供する「MVNO」系格安SIMで節約モードが提供されていますよ。
ahamoはデータ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できるため、そこまで困らない
ahamoには節約モードがありませんが、実のところなくてもそこまで困ることはないと考えられます。
そもそも通信量が20GBありますし、月額1,980円の「大盛りオプション」を契約すれば80GB追加の100GBで使うことも可能です。
さらに、契約しているデータ容量を使い切っても最大1Mbpsとそこそこ速いスピードで通信できてしまいます。
1MbpsあればSNSやメッセージアプリ・メールなどはもちろん、Webサイト閲覧や音楽再生、画質を押さえれば動画再生などまでできてしまいます。
データ容量を使い切ったとしても、低速通信時のスピードが速いahamoならあまり困らない方も少なくないですよ。
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ahamoでデータ容量を節約する方法はある？
ahamo単体だとデータ容量を節約する機能がありませんが、他社回線と組み合わせる「デュアルSIM運用」をすることで少ない追加料金で通信量を増やすことが可能です。
iPhoneのXS・XR以降やPixel 4シリーズ以降などのデュアルSIM対応端末を用意しつつ、これから解説するデュアルSIM運用の導入を検討してみてください。
デュアルSIM運用し、節約したい時は他のSIMに切り替えるのがおすすめ
デュアルSIM運用とは、2枚のSIMカードをスマホに入れておきつつ、必要に応じて切り替えながら使うことです。
データ通信と音声通話に使うSIMは別々にすることもできるので、通話はahamoの5分かけ放題で行いつつデータ通信は普段ahamoと別のSIMで行う…といったこともできますよ。
おすすめのahamoと組み合わせられる格安プラン・格安SIMを紹介するので、自分の使い方に合うものの導入を検討してみてください。
0円のpovo2.0と組み合わせ、節約したいタイミングで切り替えて使う
povo2.0はauがオンライン申し込み専用で展開中の格安プランです。
なんと月額基本料金が0円で、契約や解約時に手数料がかかることも基本的にありません。
| povo トッピング概要 | ||||||
| 料金 | 390円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 12,980円 | 330円 |
| データ量 | 1GB | 3GB | 20GB | 60GB | 150GB | 使い放題 |
| 有効期限 | 7日間 | 30日間 | 90日間 | 180日間 | 24時間 | |
| 低速時速度 | 128Kbps | |||||
| 通話料 | 22円/30秒 | |||||
| データ繰り越し | × | |||||
| 5G対応 | ◯ | |||||
※上記は基本のトッピングのみです。この他に期間限定で提供されているものもございます
24時間使い放題を1回330円で使えたり、1GB・7日間390円のトッピングができたりします。
また、対象店舗でau PAY決済をするなど条件を満たせば「ギガ活」により、無料で高速通信量をゲットすることもできますよ。
トッピングをしていない状態だと最大通信速度が128kbpsに制限されますが通信自体は可能なので、ahamoと組み合わせてデータを節約したい場合は通信をpovo2.0に切り替え、低速の状態や小容量のトッピング、ギガ活を活用してみてください。
新規契約/他社からの乗り換えはこちら
povo1.0・auからの変更はこちら
mineoのマイそくライトと組み合わせれば、月660円で1.5Mbpsが使えるため負担を抑えてたくさん通信できる！
mineoはドコモ、au、ソフトバンク回線から好きなものを選んで契約できる、オプテージが展開している格安SIMのサービスです。
mineoはマイピタ、そしてマイそくという料金プランをメインで展開しています。
| mineo 「マイピタ」概要 | ||||
| 月額基本料 （音声SIM） |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
| 月額基本料 （データSIM） |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
| データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
| 低速時速度 | 200Kbps | |||
| 通話料 | 22円/30秒 | |||
| データ繰り越し | ◯ | |||
| 5G対応 | ◯ | |||
マイピタは月間の通信量が決まっているプランですが、マイピタは速度に制限があるものの、使い放題です。
| mineo・マイそくの月額料金 | |
| プレミアム（最大3Mbps） | 2,200円 |
| スタンダード（最大1.5Mbps） | 990円 |
| ライト（最大300kbps） | 660円 |
| スーパーライト（最大32kbps） | 250円 |
月～金曜日の12時台や直近3日間に10GB以上使った場合は速度が再生32kbpsに抑えられてしまうので、ご注意ください。
しかし他のタイミングではプランの上限速度以外の制限がなく、使い放題です。
流石にスーパーライトはできることがなさすぎて厳しい速度ですが、ライトならとりあえずSNSやWebサイト閲覧程度であればある程度できますよ。
スタンダードなら音楽再生や動画再生もOK、プレミアムならより快適です。
【限定】事務手数料無料！
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
スマホ標準の機能で通信量を節約できる！OSごとの機能概要や設定方法を紹介！
スマホには、実は通信量を節約できる機能が標準で搭載されています。
AndroidとiPhoneにおける、節約機能を最後に紹介します。
Androidならデータセーバーを使える！
Androidにはデータセーバーという通信量を抑えられる機能があります。
機能をオンにすれば勝手に通信量を節約してくれるので、面倒がなく便利です。
ただし、完全に通信量をなしにできるわけではないのでご注意ください。
設定アプリの「ネットワークとインターネット」→「データセーバー」といった項目でオンにすれば、機能を使えますよ。
iPhoneには省データモードがある！
iPhoneでも、iOS13以降であれば「省データモード」をオンにすることで内部での余計な通信を制限できます。
設定アプリのモバイル通信の項目を開き、「通信のオプション」より省データモードをオンにしましょう。
デュアルSIM運用をしている場合は節約したい方のSIMを選んで設定を行ってください。
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まとめ
今回は、ahamoで節約モードを使えるかどうかについて解説しました。
ポイント
- ahamoには節約モードがない
- ahamoは標準で大容量かつ速度制限時も最大1Mbpsなので、それほど節約モードがなくても困らない
- mineoやpovo2.0などと組み合わせてデュアルSIM運用をすれば、無駄なくお得に通信できる
- iPhoneやAndroidには標準で通信量の節約機能がある
ahamoには残念ながら節約モードがないものの、色々な方法で通信量の節約自体は行なえます。
今回の解説を踏まえつつ、ahamoでお得に通信を行ってみてください。
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